陽風を感じて

harukaze wo kanjite - feel the sun and the wind

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ヨセミテ クライミングトリップ (8)

2016 10/11
(火)

(7)からつづく…

■ 9/23(金):移動日

6時起床。
荷物をまとめてテントを撤収し、8時過ぎにCamp 4を後にする。

山道に入り、ガソリンスタンドで給油(やはり日本のカードは使えず)。



広大な大地をひた走る。
途中、Oakdaleのスタバで休憩。




もう一度どこかの町で休憩し、サンフランシスコ近郊へ。
ちょっと寄り道して、ゴールデンゲートブリッジを眺めに行く。



遠すぎたせいか、思ったよりしょぼ…というか、普通の橋だった。
サンフランシスコへ向かう橋のほうが立派(?)。



ヨセミテから約6時間のドライブで、無事にレンタカー返却専用の駐車場へ到着。
AirTrainで空港へ移動する。



15時半頃に荷物を預け、チェックイン。
あとは飛行機に乗るだけとなり、ようやく一安心。




19:20にサンフランシスコ空港を発ち、翌24日の22:35(日本時間)に羽田空港着。
慌ただしく終電に乗って、自宅へ。
こうして、クライマーの聖地・ヨセミテから現実の世界へ戻ってきた。

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ヨセミテ クライミングトリップ (7)

2016 10/09
(日)

(6)からつづく…

■ 9/22(木):Church Bowl

明日は丸一日移動なので、登れるのは今日が最後。
ショートルートと5つ星の「Bishop's Terrace」(5.8/2P)を登りに、再びChurch Bowlへ。
顔見知りも含め、日本人パーティーが何組もいた。

アップで「Church Bowl Lieback」(5.8)。



その後、「Bishop's Terrace」へ。
順番待ちのパーティーが2~3組いて、ずいぶん待たされた(時間がモッタイナイ…)。
自分は2P目をリード。
上部はバチ効きハンドのダブルクラックだが、弾切れでかなりランナウトしたのが痺れた。



終了点からの眺め。
この景色もひとまず見納めか…。




この時点ですでに夕方だったが、もう1本登ろうということで巨大なチムニー「Church Bowl Chimney」(5.6)をフォロー。



チムニーといってもホールドが多く、登ってみればなるほど5.6という感じ(フォローだからというのもあるけど)。
ワイド指数は20%程度か。
これが今回のヨセミテの登り納め。

リゾートホテルのAhwahnee Hotelを見物に行く。
どこか和風を感じさせる佇まい。
こんなところにゆっくりと、心穏やかに泊まれたら幸せだなあ。






帰り道では、ピークが夕焼けに染まるHalf Domeが見えた。



Half Dome Villageでシャワー、買い物。
ヨセミテ最後の夜はお気に入りのピザを食べたかったが、注文待ちの行列が長くてあきらめた。

Camp 4へ戻る。
きれいな星空を見上げながら、ベンチでビールとスナック(残り物)のおつまみで最後の夕食。
しかし寒くなってきたので、途中でテントへ逃げ込む。
ビール2本で酔ってしまい、飲み食い終わったところでそのまま寝てしまった。

(8)へつづく…

ヨセミテ クライミングトリップ (6)

2016 10/07
(金)

(5)からつづく…

■ 9/21(水):Snake Dike(敗退)

いよいよ「Snake Dike」の日。
2時起床、3時にCamp 4を出発。
Upper Pines近くの駐車場まで車で移動し、まだ暗いトレイルを歩きだす。

Camp 4を出る前に「5-hour ENERGY」というアメリカ版栄養ドリンク(?)を飲んだせいか、先日の下見のときより断然歩みが速い。
先日の教訓で、こまめに水やエネルギーを補給しているのもいいのだろう。
順調にMist TrailとJohn Muir Trailの合流点へ。

そこからしばらく歩くと、パートナーさんが下見しておいたHalf Domeへと続くクライマー道の分岐に着く。
ふかふかで歩きやすい明瞭な踏み跡を進む。

次第に明るくなってきたが、空は雲に覆われているようだ。
湿原のようなLost Lakeの脇を過ぎ、Y字になった踏み跡の分岐を左へ。
(右のほうが踏み跡が明瞭で、本当は右へ行ったほうが良かったようだ)




藪漕ぎしながら斜面を登っていく。
ところどころにケルンが積んである。

藪を抜けると一旦開けた場所に出た。
そこからスラブを登り、バンドに出たところで探しあぐねていると、黒い服に身を包んだ長身の男性が忽然と現れた。
一体どこから!?
こちらに気づいているはずだが、気にする風でもなく遠くを見つめている。
(ナイスガイだ!)

救世主のように現れた彼に取り付きの情報を教えてもらい、もっと左へ登っていく。
ドームの基部近くまでやってきたが、広い壁を見上げても「Snake Dike」が特定できない。
トポの情報もいまいち曖昧だし、ハングなどの岩の特徴も似たようなところがいくつもあって、どれがそうなのかわからない。



そうこうしているうちに、恐れていたことが…パラパラと雨が降り出した。
カッパを着て、小さな岩小屋で雨宿りする。

パートナーさんを残して一人で取り付きを探しにいく。
そしてようやく「ここに違いない」と思える場所が見つかった。



岩小屋に戻ると、パートナーさんがぽつねんと小さくなってしゃがみ込んでいた。
……。
ルートが見つかったことを伝え、一緒に取り付きへ。
たしかにここで間違いなさそうだ。
しかし今度は風が強くなってきた。
雨も少し降っている。

登るか? どうするか?
長いランナウトもあるこのルート、もし登っている途中で風雨が強くなったり、雷が発生したら…と考えるとリスクが高い。
「敗退」という苦渋の選択をした。

そうと決まれば無事に下山しなければ。
少し下ると、山に遮られるのか風がなくなる。
やっぱり登れるんじゃ…という未練を残しつつ、何度か懸垂下降もしながら下山。
踏み跡のY字の分岐まで戻り、元来た道を引き返す。
「Snake Dike」への挑戦が終わった。

前日「Snake Dike」を登ったという人に話を聞くと、前日は5パーティーくらい入っていたそうだ。
今日は自分たち以外のパーティーはいなかった。
みんな、天気予報を見て避けたのだろうか。

8日間のヨセミテ滞在中、雨が降ったのはこの1日だけだった。

(7)へつづく…

ヨセミテ クライミングトリップ (5)

2016 10/06
(木)

(4)からつづく…

■ 9/19(月):Commitment

Five Open Booksの4つ星ルート「Commitment」(5.9/3P)へ。
アプローチにはカラビナマークの道標があってわかりやすい。



しかしエリアに着くと似たようなコーナーが並んでいて、「Commitment」の取り付きを探すのに一苦労。
それらしきルートは上のほうに見えるのだが、杉野さんのサイトに書かれている「きれいに割れたクラック」が見当たらない…。

壁沿いを端から端まで行ったり来たり、ルートを登っている人に聞いたりして、ようやく岩を少し登った上に取り付きを見つけた(下からではわかりにくい)。
ルートが右上気味なためか、取り付きは思ったよりずっと左側だった。



ルートを見上げると巨大なルーフがあってすごい迫力だが、実際にはグレードのわりに易しい。
5.8の「Nutcracker」が体感5.9で、5.9のこちらが体感5.8という感じ。
出だしのバチ効きハンドから、レイバック、ルーフ越えと変化があって面白い。
自分がリードした3P目のルーフ越え(というかルーフ巻き)が、フットホールドに乏しく核心だった。



午前中からカンカン照りで、岩はフライパン状態。
猛烈に暑い。
この日は最高で華氏93度(摂氏34度)もあったらしい。

途中で少し先行パーティーの待ちがあったが、2時間弱でトップアウト。
水の枯れたYosemite Fallのある岩峰や、Half Domeの眺めが素晴らしかった。




ちょっと危ない踏み跡を歩いて下降。



午後はビレッジの中心にあるVisitor Centerで展示や土産物を見た後、毎度のHalf Dome Villageでシャワー、サンドイッチの軽食(といっても量が多い)、買い物。




Camp 4へ戻り、夕食のサラダを食べながら「Snake Dike」の相談。
旅行全体のスケジュールや天気予報等を考慮して、明日は完全レストにして明後日「Snake Dike」を登ることにした。

■ 9/20(火):完全レスト

朝起きると、ヨセミテに来てから毎日憎らしいくらいの快晴だった空に、うろこ雲が現れていた。
天気の変わり目のようだ。



この日は完全レスト。
Bridalveil Fallへ観光に。
水の少ない時季だが、かろうじて滝が流れ落ちていた。



雲が多い。




その後、Housekeepingへ洗濯に。
洗濯機が$1.25/30分、乾燥機が$0.25/10分。
乾燥機は洗濯物の量が少なめでも10分では乾かず、30分回した。



Housekeepingの売店で少し買い物して、Camp 4に戻り昼食、ひげ剃りなど。
つかの間のゆっくりした時間。



明日の持ち物の確認・準備。
ひと通りの荷物を揃えてみるが、ここに水が加わるとかなり重くなりそうだ。
一昨日の下見でヘロヘロになったアプローチが不安。

またまたHalf Dome Villageへ行き、シャワー、サラダとピザ一切れの夕食。
明日に備えて早めにCamp 4へ戻る。
20時頃に就寝。

(6)へつづく…

ヨセミテ クライミングトリップ (4)

2016 10/04
(火)

(3)からつづく…

■ 9/18(日):Snake Dikeアプローチ下見

この日の朝食は日本から持ってきたグラノラにスキムミルク、バナナ、コーヒー。
Camp 4に落ち着いて、ようやく日常の食事に戻った感じ。

日曜日ということで、無料のコーヒーがふるまわれていた。



アクティブ・レストを兼ねて、Half Domeにある5つ星ルート「Snake Dike」(5.7 R/8P)のアプローチの下見に行く。
「Snake Dike」は行きに3~4時間、帰りに6時間くらい(?)歩かないといけない、とても遠いルート。
当日道に迷っている余裕はないので、事前にトレイルからクライマー道の分岐までは確認しておこうと。

Upper Pines近くの駐車場まで車で移動し、トレイルの出発点のHappy Islesを11時頃にスタート。



Merced River沿いのトレイルは良く整備されている。




Vernal Fallという大きな滝を通り過ぎる。



滝の上の湖畔からは、2つの大きな岩山が見える。




次に現れたのはNevada Fall。
今の時季はどの滝も水量が少ないそうだが、それでもなかなかの迫力。



階段状の長い急登が続くあたりで、暑さと補給不足のせいか熱中症のようになってしまい、ゆっくりとしか歩けなくなってしまった。
何とかMist TrailとJohn Muir Trailの合流点までは辿り着いたが、そこでギブアップ。
元気なパートナーさんだけその先のクライマー道の分岐まで行ってもらい、自分は日陰で休んでいた。



帰りもゆっくり歩いて何とか駐車場へ戻る。
自分のこの体調では、明日また長いアプローチを歩いて「Snake Dike」を登るのはとても無理そうなので、明後日決行することにした。

夕方はまたHalf Dome Villageへ行き、シャワー、アウトドアショップで買い物(アプローチ用にトレッキングポールを買った)、ピザ屋でボリュームたっぷりのサラダとピザ一切れの夕食。




Camp 4へ戻り、パートナーさんと明日の相談。
自分の体調も回復したようなので、易しいルートを1~2本くらいなら登ろうか…とトポでショートルートを調べたり、同じサイトのアメリカ人ペア(シアトル在住だそう)の話を聞いたり。
その結果、明日は「Commitment」(5.9/3P)を登ることにした。

トイレでは、瑞牆や小川山で何度かお会いしたことのある日本人にばったり。
自分たちとほとんど同じ旅行日程らしい。
ほかにもCamp 4にはかなりの数の日本人が入っているようだ。

(5)へつづく…

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