陽風を感じて

harukaze wo kanjite - feel the sun and the wind

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BRM729美濃600kmレポ(1)

2006 07/31
(月)

■ 前日

7月28日(金)、BRM729美濃600kmブルベの前日は夏季休暇を利用して休みにし、昼から移動した。東京駅を13:13発ののぞみ31号で名古屋駅まで~ワイドビューひだ13号で美濃太田駅まで。1時間に1本しかない長良川鉄道を30分ほど待ち、16:34に関駅に降り立った。



関駅からホテルまでは歩いて15分程度なので、輪行袋を担いだまま歩いていく。強烈な西日が照りつけて暑い(後で天気予報を見ると、この日は岐阜で36.3度まで上がったそうだ)。明日もこんな天気だと大変だなあ。17時にビジネスホテルにチェックイン。



荷物を置き、自転車を組み立てて問題がないことを確認してから、歩いて買い出しに出かける。10分ほどのところにある100円ショップで持ってくるのを忘れたクリップ(キューシート留め用)を買い、大型スーパー「valor」でドリンクや明日の朝食のパンを購入。

ついでに夕食をと思い、「こういうときは地元のお店で――」とホテルの隣にある小さな味噌カツ屋に入ったのだが、「営業中」の札はかかっているのに中はがらんとして厨房にも火の気がなく、何度大声で呼んでも店の人が出てこない。チェッ、商売する気ねえな・・・ということでこの店は退散し、ホテルの1階にあるしゃぶしゃぶ屋で食べることにした。

宿泊者限定割引の1,350円(通常だと1,800円?)のセットを注文。しゃぶしゃぶなんて相当ひさしぶり、もしかすると10年以上ぶりだろうか。大皿にたっぷり盛られてきた牛肉のスライスに感動。ご飯のおかわりもでき、カーボローディングのつもりでお腹いっぱい食べさせてもらった。たぶん普段の2~3倍は食べただろうか。あ~うまかった! 最後にデザートのアイスも出てきて、これで1,350円はお得だった。ホテルの印象もよく、あとは駅からもっと近ければ言うことなしだが・・・(でも利用者はみんな車かな)。

部屋に戻り天気予報をチェックすると、明日は「曇一時雨、最高30度」、あさっては「晴のち曇、最高33度」の予報。北へ行くほど天気が悪いようで、くるみ温泉へ向かう前半は雨に降られそうだ。池脇千鶴が出ているNHKのドラマを見て、22時頃に就寝。

■ 当日朝 スタートまで

4時起床。朝食を食べてひげを剃り、ウォーミングアップ。自転車を持ってエレベーターから降りると、もの珍しそうに見ていたオジサンから「行ってらっしゃい」と声をかけられてしまった。6時少し前にホテルをチェックアウト。外へ出ると夏の匂いがする。うす曇りながら空は明るい。約10km離れたスタート地点・神洞ほたるの里公園へゆっくりと向かう。

途中、ずいぶん山の中へ入っていくので、火を燃やしていたおばあさんに「ほたるの里はこっちでいいんでしょうか?」と聞くと「今行ってもほたるはいねえぞ~」の答え。う~んと、この間の鈴蘭高原のスキー場もそうだったけど、道が正しいか聞いてるだけなんだけどなあ(笑)。とりあえずこっちでいいようだ。思ったよりも時間がかかり、6:30過ぎにほたるの里公園に到着した。急いで受付をすませ、不要な荷物を預けているうちにブリーフィングが始まった。



参加者は上の写真に写っているよりも多く、20~30人程度だろうか。スタッフの説明事項を書こうとして、シャーペンがさっき預けた荷物に入れてあったことに気づいたので取りに戻ると、もらったばかりのブルベカードが机の上に置きっぱなしになっていた。うわ~っ、大切なブルベカードを忘れるところだった! まったく、自分はいつもこんな調子で嫌になってしまう。

車検を行い、順次スタート。私は6:57にスタートした。

■ スタート~PC1

スタートすると、先行する4人がY字路をいきなりキューシートと違う方向へ進んでいった。あれっ、大丈夫か? と思っていると、すぐ次の交差点で目の前を通り過ぎていった(しかも人数が増えている)。このあたりの道を知っている人たちのようだ。私よりややスピードの速いその6~7人のグループ(おそらく先頭集団)に、少し離れてついていく。

いくつかのアップダウンを繰り返した後、峠というほどでもない見坂峠を越える。信号で先行グループと離れてしまい1人になる。やがてPC1・サークルK武儀富之保店に到着した(7:51、21.9km※)。まだろくに走っていないが一応おにぎり1個を食べ、途中での補給用にエネルギーゼリーを買っていく。

※ポラール CS200cadによる実走距離(以下同じ)。本当の距離よりやや短めに計測されるので、キューシートより少ない値になっている。

■ PC1~PC2

PC1から再び1人で走り出す。平均心拍数は150を越えていて、まだ脚がフレッシュなためどうしても意図するペースより速くなってしまう。オーバーペースは後でしっぺ返しがくるのがわかっているのだが、なかなか抑えられない。

放生峠(ほうじょうとうげ)は距離は短いが勾配がきつい。その先、馬瀬川第二ダム~岩屋ダムのあたりもアップダウンがあったような気がするが、このへんの記憶はあやふやだ。岩屋ダムはいわゆるロックフィルダムで、巨大なダムが一面茶色い石積みで造られているのが壮観だった(下の写真は走りながら撮ったので・・・ダムがほとんど見えなくなってしまった)。



このあたりからぽつぽつと雨が降り出し、次第に強くなってきた。道路脇の空き地に自転車を停め、レインウェアを着る。新日和田トンネルを抜け、R41に合流する交差点で2人組に追いついた。そのまま後ろを走り、間もなくPC2・タイムリー萩原上呂店に到着した(10:33、82.1km)。

■ PC2~PC3



雨は本降り。おにぎり1個とオレンジジュースで補給して出発。雨のせいか気温はそれほど高くなく、レインウェアの濡れた内側が肌に触れると寒いくらいだ。

K87を経由してR361に入ったあたりで、PC2を先に出発していたさっきの2人組に追いつきパスする。雨は上がったが、停まってレインウェアを脱ぐのが面倒なので前を開けて走り続ける。

R361からK435に入ると、ゆるやかな上りが続く。スリムな脚をした1人の先行者に追いつき、ちょうどいいペースなのでそのまま後ろにつかせてもらう。鈴蘭高原から下ってくる道と合流するあたりで今度は前を引くつもりで先行したが、すぐに離れてしまったようだ。このへんで、PC3を折り返してきた先頭の2人とすれ違った。意外に差がついていないようだが、PC3でゆっくりしてきたのだろうか。間もなくPC3・くるみ温泉に到着(お昼頃、130.1km)。



右側に停まっているのがスタッフ車(屋根の上の自転車が目印)。なぜかこの少し手前で逆から走ってきて「先に行っててください」と言われたのだが、また戻ってきてくれた。「さあどうぞ」というスタッフの方に導かれて中に入ると・・・



うわ~っ、ご馳走が並んでいる! 今まで参加したブルベでこんなことは一度もなかったので、びっくりしてしまった。もちろんこれはタダというわけではなくてゴール後に代金(500円)を払うのだが、こういう計らいは本当に嬉しい。



左から手作りのおにぎり、チョウザメ(だったかな?)の刺身、から揚げ。どれもコンビニでは味わえないものばかりですごくエネルギーになった。しょうゆはこのへんの名物の薄いものだそうだ。

写真を撮ろうとしていると、ご主人が「写真を撮るなら・・・」とさらにお皿を持ってきたのがおかしかった。なかなかこういうブログなどの影響がわかっている人らしい。ということで宣伝しておきますが、「くるみ温泉」いいですよ!(笑) 入浴・食事のみも可、宿泊もできますのでぜひご利用ください。

(2)につづく・・・

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BRM729美濃600km完走

2006 07/30
(日)

BRM729美濃600kmブルベを完走した。今回のコースは約2/3が平坦区間で、先日の沼津600kmに比べれば楽かな~と思っていたが、やっぱり疲れた! もうヘロヘロ。さすがに600kmは長い。楽な600kmなんていうのはないね~(ただ、そんなに疲れたのには訳があった・・・?)。

今回もたくさんのことが経験できて、有意義なブルベだった(詳しくはあらためて)。また、スタッフの方々には大変楽しませていただいた。参加者の人たちに楽しんでもらおうと手間をかけてご尽力されている姿には本当に頭が下がる。感謝!!

ニューホイールはニュートロン!

2006 07/28
(金)

新しく買ったホイールは・・・カンパニョーロのニュートロン



購入の基準は「10万円前後でブルベに適したもの」。ブルベは長距離走るのはもちろんだが、アップダウンやヒルクライムもある(パリ~ブレスト~パリのコースはひたすらアップダウンが続くらしい)。巡航性と軽量性を兼ね備えたホイールはないものか・・・と検討し、「ヒルクライムと長距離レースのために作られた」というニュートロンに決めた。

シマノのWH-R560から履き替えてまず感じたのは、漕ぎ出しの加速が速いこと。今までと同じタイミングでギアを変えていたら、すぐにケイデンスが高くなってしまった。また、路面の振動吸収性もよくなったような気がする(パリ~ブレスト~パリのコースは結構路面が荒れているらしいので、これも有難い)。・・・ただまあ、たまたま追い風だったり調子がよかったせいかもしれず、確実なところはわからないが。

そのほか感じた点としては、ペダリングを止めたときの「ジャラララ・・・」というノッチ音がWH-R560に比べてかなり大きい。それからクイックリリースの形状が独特なので、今まで保管やメンテナンス時に使っていたミノウラのディスプレイスタンドが使えなくなってしまったのが困った。別のものを買わないとダメだな~。

ちなみに重量は、WH-R560が1,800g、ニュートロンが1,595g(シマノ用)。その差は200g程度だが、この数字以上の性能差に期待している。なんせ価格は4倍だしね。ネットで検索するとなかなか評価も高く、間違いのない買い物だったと思っている。



今までシルバーだったホイールがブラックになって、足元が引き締まった感じ。それにしてもますます黒ずくめになったなあ(笑)。



いよいよ明日は美濃600kmブルベ。ニュートロンがどんな性能を発揮してくれるか楽しみだ。今回はシューズも買い替えたし、サドルとリアキャリア&バッグもブルベで使うのは初めてと、いろいろブルベ初使用のものが多い。どれもいい結果が得られるといいなあ。

また!?シューズ購入

2006 07/27
(木)

似たようなシューズがなぜか2足・・・。実は新しいシューズを買って3ヶ月にもならないのに、また新しいシューズを買ってしまった(写真左:SH-R130B 右:SH-R215BE)。



理由は右足の小指の痛み。元々SIRRUS A1に乗っていたときはシマノのSH-T092(SPD用シューズ)のサイズ39を履いていて、右足の小指(の付け根外側、骨が出っ張っている部分)が当たって長時間走るととても痛かった。

その後、ロードバイクの購入にあわせてペダルとシューズも買い替えることにして、ハーフサイズ大きい39.5にするか、それとも39の幅広タイプにするか迷ったのだが、39.5のSH-R130Bを選んだ。ところがこれでもやっぱり右足の小指が痛くなってしまうことがわかり、ブルベなどでは尻痛とともに辛い悩みになっていた。また、39.5では縦方向が長すぎて、つま先がだいぶ余ってしまう。

買ったばかりでもったいないが、痛みを我慢するのも長時間のライドになると耐え難い。結局、あらためて39の幅広タイプに買い替えることにして、SH-R215BEを注文。欠品のため2ヶ月ほど待たされたが、先週の金曜日に届いた。今週末の美濃600kmブルベにちょうど間に合った。

今まで2回、数十kmずつ走ってみた感じでは小指が当たりにくくなったようだ。ただ、何百kmも走るとどうなるか・・・? また、幅広タイプの特徴として甲の部分も高くなったため、少し余り気味だ(長さはちょうどいい)。

もうひとつ心配なのは、SH-R130Bがナイロンソール(一部カーボン)だったのに対して、SH-R215BEはカーボンソールであること。雑誌などには「ロングライドにはカーボンソールより柔らかいナイロンソールのほうが向いている」と書いてあり、果たして影響があるかどうか・・・?

いずれの問題も、美濃600kmが格好のテストの場になりそうだ。

RFX8復活!

2006 07/23
(日)

RFX8の修理が終わり、昨日引き取ってきた。

店員さんにあらためて確認してもらったところ、スプロケのローから3枚目(のフリー側につながっている部分)が1ヶ所折れて、歯が内側に曲がっていたそうだ。そのため変速時にチェーンが内側に滑ってしまい、ディレイラーが横に引っ張られて破損、ホイールに巻き込まれてしまったのではないか――とのこと。スプロケにはチェーンが滑った跡もついていたそうだ。

どうやら輪行が原因ではなかったようだが、輪行後にトップからロー側へ一気に変速したために勢いがつき、チェーンが滑ってしまったとはいえそうだ。もっと丁寧に変速していればディレイラー&エンド破損までは至らなかったかもしれず、今後はもっと慎重にならなければ・・・と反省。今は10速化でスプロケが薄くなったり、それ以外の機材も軽量化などによって以前よりも扱いがデリケート、破損しやすくなっているとのことだ。

結局、交換したパーツは次のとおり。


  • RFX8 リプレースエンド

  • リアディレイラー(RD-5600-SS) ※プーリープレートのみか?

  • スプロケット(CS-5600)

  • チェーン(CN-5600)



ネットショップで注文していたホイールが金曜に届いたので、お店に持参してついでに交換してもらった。これもブログのネタにしようと思ったのだが、まだ写真が撮れていないのでまたの機会に・・・(引っ張るほどのネタじゃないんだけど・笑)。

それにしても、今回のトラブルがホイールを交換した後じゃなくてよかった。元々はまっていたホイール(WH-R560)はスポークが2本曲がってしまった。とりあえず実用上は問題ないのだが、これが交換したてのおニューのホイールだったらショックでかかったよ・・・。

また、右側のシートステー、チェーンステーにも傷がついてしまった。さらには今回のディレイラー破損とは関係なく、フロントフォークの内側にかなり大きな傷が何本かついているのも発見(一体いつの間に!?)。ピカピカだった自転車もこうして傷だらけになっていくんだね・・・(涙)。



P.S. AJ愛知のサイトでBRM729美濃600kmの変更コースが発表された。結局、美濃からスタートして鈴蘭高原は通らずに胡桃島温泉まで行き、そこで折り返して美濃経由で三重県の鳥羽で折り返し、また美濃へ戻ってくる・・・という変則折り返しコース(?)になったようだ。どんなルートなのか見当もつかないが、楽しんでこれるといいな。

美濃600kmコース変更か

2006 07/21
(金)

AJ愛知の掲示板によると、このところの豪雨の影響によりBRM729美濃600kmのコースを変更するそうだ。

「現状で飛騨朝日村 胡桃島温泉休憩所から先のコースは断念」とあるので鈴蘭高原は走るのかと思ったら、続いて「美濃から南へ木曽川に沿って南下し松阪で折り返すコースとなる予定」とあるので、もうスタートから当初のコースとはまったく違う方向へ行くらしい。

先日の試走が無駄になってしまったが、まああれはあれでツーリングを楽しめたからよかった。でもせっかくの試走の経験を生かせないのは残念だ。

それにしても、自分の走ってきたところのすぐ近くで、わずか数日後にこれほどの被害が発生するとは驚いた。あのとき降っていた雨がさらに激しさを増して降り続いているのだろうか。この豪雨がツーリングにもブルベ当日にも重ならなかったのは・・・偶然だった。

報道によると「今年の梅雨明けは大幅に遅れる見通し」だそうだ。まさかブルベ当日になっても梅雨が明けていないなんてことはないよね・・・?

下呂~野辺山ツーリング(4)

2006 07/20
(木)

(3)からつづく・・・

BRM729美濃600kmの上呂~野辺山を試走してみて、坂ばかりだなあと感じた。おそらく沼津600kmよりもハードなコースだと思う。制限時間(40時間)内に完走できるかどうか心配だ。

また、今回は往路だけしか走れなかったが、往路よりも復路のほうが上りがきつそうだと思った。往路でがんばりすぎると復路で脚が持たなくなるだろう。かといって往路で慎重に行きすぎると残り時間が厳しくなり、復路で慌てることになる。そのへんのペース配分がうまくできるかどうか。

ちなみに今回のツーリングでは2日間で274km走り、かかった時間は17時間25分だった(休憩含む)。時速にして15.7km/h、600kmだと38時間かかる計算だ。これに仮眠の時間を加え、後半のペースダウンも考慮すると・・・う~ん、厳しいなあ。やはりある程度のがんばりは必要になりそうだ。

下呂~野辺山ツーリング(3)

2006 07/19
(水)

(2)からつづく・・・

□ 民宿あひる

22:50、濡れねずみで「民宿あひる」に到着。宿の奥さんにお願いして、自転車を部屋の前の廊下に入れさせてもらう。たまたま取った部屋が、洗濯機やロッカーなどが置かれたビニール敷きの廊下に面していたのが幸いした(ここ以外はカーペット敷き)。



濡れたものを部屋中に広げて乾かしながら、1時間ほどかけて自転車を拭く。腹が減ったが今さら外に出かけることもできず、今夜は我慢だ。



「民宿あひる」は1泊3,500円。かなりの激安に思えるが、このあたりのビジネスホテルの相場からそうかけ離れた値段でもないようだ。バス・トイレは共用で決して広いとは言えない部屋だが、こざっぱりしていて都心の薄汚れたビジネスホテルよりも居心地がいい(なんか子供部屋みたいだね)。深夜1時頃に就寝。

■ 7月16日(日)

一晩中、雨だれの音が聞こえていた。翌朝7時少し前に起床。雨が降り続いている。テレビを見ると中信は「雨のち曇」の予報。あまり早く出かけないほうがいいと思い、今日の予定を考えながら少しゆっくりする。美濃600kmの折り返し地点となる野辺山まで行き、小淵沢駅から輪行で帰ることにした(杖突峠~伊那はあきらめた)。

雨の中、9時に「民宿あひる」を出発。出がけに宿のご主人が出てきて少し話をした。先日の諏訪サイクルマラソンのときもたくさんのサイクリストが泊まったそうだ(自転車はどこに置いたのかな?)。ロビーの給水器からボトルの水も入れさせてもらい、有難かった。



腹が減った・・・。まずはコンビニへ直行し、白あんぱん、チョコクロワッサン、カップとん汁で朝食にする。やっぱり温かい汁物を食べると元気がわいてくる。

□ 茅野~八ヶ岳高原道路

R20で茅野を通過し(このあたりから美濃600kmのコース)、「矢ノ口」の交差点でK196に折れる。八ヶ岳方面へ上っていくルートだ。最初ややきつい上りがあり、1kmほどでゆるやかになるが上り基調。「上室内」「払沢」「分杭」「中央高原入口」と交差点を折れていく。事前に地図を見たときはずいぶんわかりにくそうなルートだなあと思ったが、実際に走ってみると迷うことはなかった。

原村では、ところどころ(標高50m毎?)にお姉さんの看板が標高を示してくれる。こういうのは楽しくていいね。



ペンション村を抜け、八ヶ岳美術館前までずっと上り。標高お姉さんの間隔から推測すると、勾配は3~5%程度だろうか? さほどきつくはない。それにしても心拍数がかなり低く、昨日に比べて脚力が落ちていることを実感する。もっと筋持久力をつけなければダメだなあ。美術館からのK484は下りで、ここまでに稼いだ高度を一気に消費する。やはり復路が大変そうだ。

「大平」の交差点を左折して、八ヶ岳高原道路(K11)に入る。いきなり急な上り坂が見えてびびるが、全体としては標高1,300m程度をキープしながらアップダウンを繰り返すルートだ(最終的には1,400mくらいまで上るようだ)。ここはいかにも高原という感じで、美濃600kmの「超高原ブルベ」というキャッチフレーズが納得できる。



□ 野辺山~小淵沢

清里のにぎやかな地帯を通ることなく、R141に合流。野辺山に向かう。美濃600kmでは昨年の小海線ツーリングと同じルートを走れるかな~と楽しみにしていたのだが、同じなのはこのへんのわずか数kmだけということがわかり残念だった。

JR鉄道最高地点にちょっと寄り道。




12:44、PC5となる「セブンイレブン南牧野辺山店」に到着(「民宿あひる」からの走行距離 58.9km。以下同じ)。美濃600kmの折り返し地点まで辿り着き、一応今回の下見の目的は(杖突峠を除いて)果たすことができた。カップラーメン、プリン、コーラで昼飯にする。



さあ後は小淵沢駅まで行って帰るだけだ、と思った矢先にそれまで小降りだった雨が急に激しくなった。強雨の中を出発。ロードバイクとMTB混成の3人組のサイクリストが走っている。お互い大変だなあと思い、すれ違いざまに「こんちは~」と軽く挨拶したら2倍くらい元気な声で「こんにちは!」と返され、逆に励まされてしまった。やっぱり「挨拶は元気よく」というのは基本かな(笑)。

道路はところどころ深くて大きな水溜りになっていて、靴まで水没しながらざばざばざば~っと掻き分けて進む。追い越していったトラックに頭のてっぺんから思いっきり水をぶっかけられ「チクショー、ふざけんなー!」と声を出してしまったが、ここまで全身ずぶ濡れになっていれば同じことか。

下るにつれて次第に雨脚が弱くなり、小淵沢に入る頃には雨が上がった。14:30、小淵沢駅に到着(88.0km)。



タオルで自転車を拭いた後、手順を間違えたりしてずいぶんてこずりながら輪行の用意をする。だいぶ思考能力が落ちているようだ。15:35発の特急あずさに乗車。自由席は満席でデッキに腰を下ろす。甲府でようやく座席が空いた。新宿駅で中央線に乗り換え、18時少し前に御茶ノ水駅で下車した。その後大変な出来事があったのは、7月16日の記事に書いたとおり――。

全体を通しての感想は(4)に・・・

下呂~野辺山ツーリング(2)

2006 07/18
(火)

(1)からつづく・・・

□ 下呂~鈴蘭高原

ウォーミングアップを済ませ、10:55に下呂駅を出発する。今回のツーリングでは1日目に下呂から鈴蘭峠、野麦峠、杖突峠などを通って諏訪で一泊。2日目に諏訪から野辺山で折り返し、できれば伊那まで戻ってくるという計画だ(走行距離は約300km)。美濃~野辺山を往復するBRM729美濃600kmブルベの、およそ2/3程度の部分を走ることになる。

R41を北上し、美濃600kmでPC2となる「タイムリー萩原上呂店」を目指す。やや向かい風で、洞門に入るとすっと速度が増すことから風の影響が感じられる。途中にR257との交差点があり、ここからが美濃600kmのコースだ。

下呂駅から10kmほど走ると、道路の右側にタイムリーがあった。ここがPC2のようだ。今朝はのぞみの中で軽くサンドイッチを食べただけなので、おにぎりを買って食べる。レシートで店名を確認すると・・・あれっ? 「萩原中央店」とある。まあちょっとしたキューシートの間違いだろう思って先へ進む。3kmほど行くと、道路の左側にまたタイムリーがあった。こっちが本当の「萩原上呂店」だ!



今回は途中からブルベのコースに合流したため区間距離がわからなかったのが原因だが、これだけ近いと本番でも間違えてしまったかもしれない。試走しておいてよかった。

矢ヶ野の交差点でR41を離れ、K437に入る。アスファルトのひび割れやつぎはぎで路面が荒れているが、最初のうちだけだった。そして鈴蘭高原へと上るK441へ。



序盤はなだらかな上り。中盤からややきつくなるが、なだらかなところが交互に現れるので休みながら進むことができる。しかし終盤になると、目に見えて坂が一段急になる。これはきつい。特に今日は重いリアバッグをつけてきたので、後ろから引っ張られているのが明らかに感じられる。数kg増でこれほど違うのか・・・太りたくはないものだ。心拍数がブルベとしては高すぎる180前後になっている。これはまだ脚がフレッシュな証拠だが、本番ではもっとペースを抑えて体力を温存しないと。

最後のほうに「10%」の標識があったが、そこから先はそれほどきつくなかった。13:07、「鈴蘭高原」の石碑がある地点に到着(下呂駅からの走行距離 37.7km。以下同じ)。道路の中央に生えている木の根元に「標高1,250m」の看板がある。



自転車を降りてしばし休憩。何羽ものうぐいすが競い合うように鳴いている。鈴蘭峠の上りは峠が近づくほど勾配がきつくなる、いやらしい坂だった。すでにお昼の時間を過ぎており、朝食も少なすぎたので空腹感を感じる。ウイダーinゼリーで補給。



ここが峠かと思ったがすぐには下りにならず、アップダウンを繰り返してどちらかというと上っている感じもある。道を間違えていないか心配になったので、道路脇でなにか作業をしていたおじさんに「スキー場方面はこっちですか?」とたずねると「スキー場へ行ってもやってないよ」の答え。そりゃそうだ、この時期にこの格好でスキーに行くわけないじゃん・・・と思いながら「スキー場方面は・・・」と“方面”を強調してもう一度聞くと、逆に「どこへ行くのか?」と聞かれたので「くるみ温泉」と答える。すると非常に詳しく順序立ててルートを説明してくれた。いや~ありがとうございました(笑)。きっと説明するのが好きなおじさんなんだろう。

感覚的に「ここがピークか」と思われる地点に“コンビニエンスストア”があった。



店内には入らず中を覗いてみたが、カップラーメンやスナック菓子ばかりで保存のきかないおにぎりやパンなどはなさそうだった。ドリンクの自販機があり、平地と同じ値段で売っていた。

そこからの下りはかなり急。特に踏み込まなくても60km/hが出ていた。これは復路が大変そうだ・・・。

AJ愛知の掲示板の7月1日の書き込みによると「鈴蘭高原越えルートと高遠・杖突峠ルートは変更しました」とある。今回走ったコースは変更されるのかもしれない。

□ くるみ温泉~道の駅 飛騨たかね工房

13:53、PC3となる「くるみ温泉」に到着(50.7km)。



温泉とオートキャンプ場があるようだが売店等は見当たらず、古くて品数の少ない自販機が1台あるだけ。ここをPCにするということは、スタッフ側でなにか食料を用意してもらえると思っていいのだろうか・・・?

R361に入り長い権現トンネルを抜け、14:18に「道の駅 飛騨たかね工房」に到着(61.7km)。ここで遅い昼飯にする。



レストランで「うま辛王のパスタ」を注文。メニューを見ると「うま辛王」のラーメンやカレーもあるが、「うま辛王」って何だろう?



出てきたパスタはビン詰めの山菜とベーコンを乗せた程度のものだったが、「うま辛王」がかけてある。「うま辛王」は唐辛子と米酢・天然塩で作られた高根村の特産品で、要するにタバスコみたいなもののようだ。



冷水がものすごくうまい。何杯もおかわりして十分に水分補給をさせてもらった。

□ 野麦峠

15:00、道の駅を出発。ダム脇の急坂を上り、高嶺大橋の手前でK39に折れる。いよいよ本日のメインイベント(?)、野麦峠への上りだ。



K39は最初5kmほど上り、一旦ピークとなって(地図で確認すると寺坂峠のようだ)3kmほど下ってからまた上る。自転車に限らず野麦峠を通るのは今回が初めてだが、「あゝ野麦峠」などの印象からかなりの難所だと想像していた。高嶺大橋から10kmほどの「野麦の館」の前で早くも休憩し、自販機でドリンクを補充する。



そこから1kmほど進んだところでぽつぽつと雨が降り出した。一旦停車し(あらら、もう足を着いちゃった)、トライバッグに入れてあるカメラやメモ用紙、地図をビニール袋で包む。さらに1kmほど進むと夕立のように大粒の雨が降り出したので再び停車し(あらら、また足を着いちゃった)、レインウェアを着込む。雨を口実に休んでばっかりだが仕方ない。

山の斜面には急そうな坂道が続いているのが見えるが、実際にそこまで行ってみるとさほど急ではない。峠の前の数kmはほとんど平坦に近い上り、あるいは下りもあったのだろうか。結局それほど苦労することなく野麦峠に到着した。何度も休んだので単純には比較できないが、鈴蘭峠のほうがずっときつかったように思う。ブルベにおけるヒルクライムでは無理に足を着かずに上ろうとせず、途中で休んだほうがいいのかもしれない。もっとも、そうすると休み癖がついてしまうのが難点だが。




風にたたきつけられるように雨が降っている。お助け小屋の軒先に自転車を停めていると入口に人影が見えたので「お入りなさいと声をかけてくれるのかな?」と思ったら、少し空いていた戸の隙間をぴったり閉めてしんばり棒をかまして(?)いるようだ。逆だった、入るなってことか(^_^;)。こんな悪天候の中でも数人の観光客が外を歩いている。



峠から見える山並みには雲の切れ間から日が当たっていた。先へ進めば晴れてくるのだろうか?

峠からの下りはかなり急で、タイトなコーナーが続く。雨のせいでブレーキがほとんど効かない。昨年のグランフォンド糸魚川で雨の中を走ったとき、まるでヤスリで削るようにブレーキシューが減っていったことを考えるとあまりブレーキングしたくないのだが、そうすればスピードが上がって余計にブレーキをかけなくてはならない。雨の下りは本当に嫌だ。落ちるような急坂の下に180度のコーナーが見えたときにはさすがに怖くなり、自転車を降りて歩いてしまった。



上の写真ではわかりにくいが、かなりの急坂だ。おそらく岐阜側より長野側のほうが勾配がきついだろう。これまた復路が辛そうだ。まあそれでも距離にして6~7kmの辛抱か。

□ 木祖村~伊那

17:40、すでに廃店した「Aコープ奈川南部店」に到着(103.3km)。雨はほぼ上がったようで、路面も半分乾いている。ここでK26に折れ、木曽方面へ進む。てっきり平坦だと思っていたが、このルートも上りだ! 一体どこまで続くんだろう、きつい・・・。道路に沿って進行方向とは逆に川が流れている。つまりこの川がある限り、ずっと上りということだ。

5kmほど進むとようやくピークが現れた。木祖村だ。



ここで地図を確認し、境峠を上ってきたことがわかった。あらかじめ地図を見て距離がわかっていれば、もう少し気持ちが楽だったかも・・・。この地点が分水嶺。「分水嶺」という場所は好きだ。ちょうど境目に落ちてきた雨粒が「どっちへ下りようかな?」とぷるぷる震えている姿を想像すると、なんだかいとおしい。

境峠からR19に合流する薮原までの約15kmは延々と下り。直線が多く、かなり快調に飛ばすことができた。でも逆に考えると、復路は延々15kmの上りということに・・・。これが往復コースの嫌なところで、せっかくの下りで復路が思いやられてしまう。それにしても美濃600kmでは往路よりも復路のほうが大変そうだ。往路4・復路6くらいのペース配分で考えておかないと、後半かなり辛い思いをすることになるだろう。

18:50、薮原の交差点でR19に入る。すでに薄暗くなってきた。リアライトを確認すると、浸水のため点灯したままスイッチを押しても消えなくなってしまった。グランフォンド糸魚川のときにはビニール袋に包んで防水性のサドルバッグに入れておいた携帯電話が完全に浸水して壊れてしまったし、リアタイヤが跳ね上げる水圧は想像以上のものがあるようだ。まあ、消えたまま点かなくなったのではなくてよかった。

ここでこれからのルートを検討する。諏訪の宿泊先は20時チェックインで予約してあり、もはや時間的にも体力的にも杖突峠へ行くのは無理だ。杖突峠をあきらめるのは決定として、ここからR19を北上して塩尻経由で諏訪へ行くか、それとも美濃600kmのコースどおりR361を伊那まで行き、R153で諏訪へ行くか・・・。やはりできるだけコースの下見をしておきたいので伊那まで行こう。



R19を数km南下し、R361へと折れる。トンネルの手前に珍しい8の字型をしたループ橋があった。



R361は木曽から伊那へと抜けるルート。道路もトンネルもまだ新しい。いつの間にこんな道ができたのだろう? かなりの大金がかかっていそうだ。トンネルは全部で4つあり、どれも同じ構造。路側帯はあるが、センターラインに棒杭が立っているため追い抜く車が大きく避けることができず怖い。最初の3つが上りで最後の1つ(権兵衛トンネル)が下り。権兵衛トンネルは長さ4,470mで、自転車で走るトンネルとしてはこれまでで最長だ。

トンネルを抜けると下り。涙で視界がにじみ、ハイビームのまま対向車がやってくるとまぶしくて何も見えなくなる。目の前に手をかざして「まぶしいよ」というゼスチャーをしたらライトを落としてくれたのが、なんだか気持ちが通じ合ったようで嬉しくなった(どんなオッサンドライバーかわからないけど)。

伊那市駅の付近で道をロストしながらも、20:15にPC4となる「ローソン伊那仲町店」に到着した(150.0km)。



宿泊先にチェックインが22時頃になると連絡を入れ、カップラーメンと菓子パン、グレープフルーツジュースで夕食にする。先日の沼津600kmブルベでは1日目の後半にすっかり食欲をなくしてしまったが、今日はまだまだ食欲旺盛だ。このへんの食欲がなくならないコツがわかれば、長距離ブルベで困らないのだが・・・やっぱり150km程度走るのと300km、400km走るのとでは別物なのか。

□ 伊那~諏訪

20:45にローソンを出発。R153を北上して塩尻方面へ向かう(ここから美濃600kmのコース外)。この道は沼津600kmでも走ったルートで、おぼろげながら記憶がある。あのときも夜だったがまたしても夜になってしまった。一度は昼間走ってみたいよ。

辰野で諏訪方面へのショートカットとなるK50へ折れる。このあたりでまた雨脚が強くなってきた。諏訪まであと十数kmだが、途中に有賀峠があり今度はどんな急坂だろうと戦々恐々だ。

しかしK50は恐れたほどの急坂ではなく、脚に負担を感じずに上っていくことができた(かなりギアを軽くしている)。まったく街灯のない区間もあり、CATEYEのHL-EL510×2灯ではほとんど役に立たないが、ときおり通過する車のライトで進路を確かめながら進む。

K50に入って9kmほどで峠を越えた。下りではときどき霧の固まりようなものが流れている。諏訪湖の夜霧だろうか? とロマンチックなことを考えたがそうではなかったようだ。ずぶ濡れになりながら夜中に急坂を下っている図というのはかなり悲惨な状況だが、不思議と気持ちは穏やかだ。眼下に諏訪の明かりが見えてきてほっとする。

上諏訪駅の近くでは、いつもそうなのだろうか? 通り沿いに大きな提灯がたくさん灯されていて幻想的だった。晴れていれば停まって写真を撮るのだが、相変わらず雨が降っていてカメラを取り出せない。道に迷ってやや遠回りしながらも、22:50にようやく諏訪湖畔にある今夜の宿泊先「民宿あひる」に辿り着いた(186.7km)。

(3)につづく・・・

下呂~野辺山ツーリング(1)

2006 07/17
(月)

昨日の最後にあんなことがあったので、すっかりしょげてしまったが・・・気を取り直して書こう。

3連休の最初の2日、岐阜県の下呂~長野県の野辺山へ1泊2日のツーリングに行ってきた。一応、BRM729美濃600kmの下見が目的だが、あまり四六時中試走だトレーニングだと気張っていても続かないので、今回はツーリングを楽しもう! と意識する。

7月15日(土)

5:20起床、6:00出発。東京駅から輪行し、まずはのぞみで名古屋まで(写真は東京駅の八重洲側)。



3連休ということもあってか自由席は満席で、立っている人も少し。早くもリゾート気分が漂っている。よく晴れて今日も暑くなりそうだ。このところ熱中症のニュースが相次いでいるので気をつけなければ。

名古屋でワイドビューひだ1号に乗り換え、下呂へ向かう。「ご案内いたします・・・」と車掌さんの車内放送があり何かと思ったら、「まもなく右側の小高い山の上に見えますのは、犬山城・・・」と観光ガイドが始まった。なるほど「ワイドビュー」は観光列車なんだなあ。その後も木曽川などのガイドがあったが、たいていが右側の景色。私は左側の座席に座っていたのだが、ひだでは右側に座るべし!?



10:11、下呂に到着。青空と雲が半々くらいの空模様で、まずまずの天気だ。これからの進行方向には向かい風となる、やや北風が吹いている。



鏡のようになった車のリアウィンドウで自分の姿をパシャリ(左右が逆になってます)。今日はおニューのジャージで出撃だ。CW-Xのジャージは不思議と着ている人を見かけることがない。もしかしてこれを着てると格好悪いとか・・・? 個人的には今年の柄は涼しげで気に入っている。



今回、新たな装備としてトピークのリアキャリア(RX ビームラック Eタイプ)とリアバッグ(RX トランクバッグ DXP)を導入した。ブルベではいつもウエストバッグを使用していたが、1,000km、1,200kmともなれば荷物が入りきらなくなりそう。そこで美濃600kmではリアバッグを使ってみることにしたのだが、いきなり本番でトラブルがあると困るので今回試してみる。

率直な感想としては「見た目のわりに荷物が入らないなあ」という感じ。今回は輪行袋がかさばっているせいもあるのだが、輪行袋、レインウェア、そのほか最低限必要と思われるもの一式を入れるとパンパンだ。両サイドポケットにはパニアバッグが内蔵されていてさらに荷物が入るのだが、そこまで使うのはちょっと大げさ。また、当然ながらキャリア+バッグで重量もかさむ。

もっとも結論を先に言ってしまうと、使用感としては申し分なかった。さすがトピーク。実は元々、さらに小さいEXのほうを買うつもりで間違えてDXPを買ってしまったのだが、今回のツーリングでは大きいほうで正解だった。ブルベでは輪行袋は持たないので、EXを買い直して使おうと思う。

(2)につづく・・・

(ちょっと長くなりそう? まあどうせ今週は自転車に乗れないから、レポ書きで過ごすか・・・)

大変なことが起きた

2006 07/16
(日)

大変なことが起きてしまった。

美濃600kmブルベの下見を兼ねた厳しくも楽しい1泊2日のツーリングを終え、輪行で御茶ノ水駅に戻ってきた。我が家まであと少しだ。駅前で自転車を組み立てて走り出し、輪行時にはギアをトップにしてあるので「ガチャガチャガチャッ」と一気にロー側に落としていったそのとき。

  ガッガゴゴゴゴッッ!!!

なにかとてつもない事態が起きたことを感じさせる異音がリアから生じ、自転車が止まった。すぐに確認すると――なんとエンド部がバッキリと折れ、ディレイラーが丸ごとホイールの中に噛み込んでしまっているではないか!!!!

  フレームが折れた!!?

あり得ない状況に呆然。真っ青になりながらまず頭に浮かんだのは、

  「15万円!」 そして 「美濃600kmに出られない!」

の2つだった。

(注1) RFX8のフレームは15万円。
(注2) フレームを注文しても数ヶ月は待たされるだろう。

がっちりと食い込んだディレイラーをなんとかホイールから取り出す。大変なことになった。当然走れない。まずはどうすれば――。
いつも頼りにしているサイクルショップYへ行こう。ホイールを外し、タクシーに乗って一路Yを目指す。ああ大変なことになった。泣きたい、死にたい・・・。

Yに到着し、やや大げさな感じで「大変なことになっちゃいました!」と店員さんに告げる。事情を説明して見てもらうと、しかしエンド部だけの破損でフレームは大丈夫だそうだ。よかった~!!!

店内に自転車を入れてあらためて見てもらう。ディレイラーの台座、そしてディレイラー自体もダメになってしまった。チェーンもねじれてしまっているので交換(場合によってはスプロケも交換が必要かもしれないとのこと)。スポークも曲がってしまったが、こちらはちょうど新しいホイールを注文したところなのでとりあえず良し。



(↑)ディレイラーの台座がバッキリ。



(↑)ディレイラー自体も真っ二つに折れてしまっている。

必要なパーツの取り寄せをお願いする。今週末には届き、その後の調整を入れても再来週の週末(ブルベ)には十分間に合うそうだ。安心したような、走れない口実がなくなって残念のような・・・自分でもどっちかよくわからないが。

なぜこんなことになったのか。
思い当たるのは輪行時に無理な力が加わったのではないかということだ。そういえば昨日の行きの輪行中に、確認するとエンド金具が外れてディレイラーで直接支えるような形になってしまっていた。

でもそうすると、昨日から折れそうな状態でずっと走り続けていたことになる。もし下りで50~60km/hも出ているようなときにバッキリいって、ホイールに噛み込んだとしたら・・・想像するだに恐ろしい。そう考えると、輪行を終えて走り出したときに折れたのは不幸中の幸いとも言えるが・・・。

・・・とずっと考えていて店員さんにも「たぶん輪行時に」と話したのだが、いろいろ考えるとそうではなくて、「ガチャガチャガチャッ」と一気にロー側に落としたのが原因の可能性もある。通常そんなことでは折れるはずもないが、もしホイールをはめたときにチェーンがスプロケにちゃんとかかっておらず、その状態で一気にギアチェンジをして内側に強く引っ張ったとしたら・・・?

そういえば、ゆるめておいたブレーキシューを走り出す前にちゃんと戻したかどうかも記憶がない。そんな上の空の状態だから、チェーンがきちんとかかっていなかったというのも考えられる話だ。

どちらが原因だろう? できれば後者であってほしい。でないと折れそうな状態のまま豪快なダウンヒルを下っていたと考えるのは恐ろしすぎる(あるいは帰りの輪行時になったのかもしれないが)。

とにかくフレームが無事でよかった。「フレームが折れた!?」と思ったときには本当に泣きそうだったのだが、かなり気持ちを持ち直すことができた。これでツーリングのレポも書けそうだ。

それにしても「もし走行中に――」と考えると、自転車は怖い乗り物だと思った。そして輪行するのも怖くなってしまった。エンド部を下にするタイプの輪行袋を使うのは考え直したほうがいいかもしれない。そして輪行後に走り出す前には、チェーン、ブレーキ、クイックレバーの確認を忘れずにしなければとあらためて思った。今までもそう思っていたはずではあるのだが・・・(ダメだった)。

意外にきついLSD

2006 07/13
(木)

LSD(Long Slow Distance)というと心拍数130くらいでのんびりまったり・・・というイメージがあったのだが、アティックというショップのサイトの「スポーツトレーニング講座」を見ると、それよりずっと強度が高いことがわかる。心拍強度で65~75%(※)、私にあてはめると心拍数145~160くらいだ。

先日走った荒川大橋までの往復がちょうどこの範囲内で、後半はかなりきつい思いをした。その後も2度ほど心拍数150キープを目標に走ってみたが、まあ調子よく走れるのは50kmくらいまで。それ以上の距離になると疲労感や太ももの痛みなどが出てきて、私にとってはハードな練習になってしまう。もちろん(と言っていいかどうかわからないが)、ブルベではもっと低い強度で走っている。

LSDといえども楽じゃないなあ・・・というのが実感。強度、速度、距離、どれをとっても自分のレベルの低さが嫌になる。上達するためには地道にトレーニングしていくしかないが、なにせまだ体ができていないので、そのトレーニングも低いレベルのものしかできない状態だ。う~む・・・。

いやしかし、やっぱり地道に努力するしかないね。自転車と同じでどんなに遠いところ、高いところでも一漕ぎ一漕ぎの積み重ね。あせっちゃいかんわい(と自分に言い聞かせないと気持ちが続かんわい)。

(※)アティックのサイトでは運動強度を求めるのに、カルボーネン法を用いている。つまり:

  目標心拍数 = 安静時心拍数 + ((最大心拍数 - 安静時心拍数) × 心拍強度(%))

もうひとつの方法として:

  目標心拍数 = 最大心拍数 × 心拍強度(%)

という求め方もあり、ゼロ・トゥ・ピーク法というらしい。

「BRM729美濃600km」申し込み

2006 07/07
(金)

7月29日(土)にAJ愛知の主催で行われる、BRM729美濃600kmブルベに申し込んだ。

実は1週間ほど前に突然「8月から長野勤務!?」という話があり、そうなると引越しやら何やらでとても参加できそうになかったのだが、結局その話はボツになった。これまでどおり東京勤務で一安心だ(山の多い長野でトレーニングできるかも、というのはちょっと楽しみだったが)。

神奈川以外のブルベに参加するのはこれが初めて。なにかと勝手が違いそうだ。すでにSuper Randonneurを獲得した後の2度目の600kmということで、走行中どれだけモチベーションを維持できるかが少々心配なところだ。

年内の予定としては、美濃600kmを含めてあと数回400~600km級のブルベに参加し、仕上げとして10月6日の一宮1000kmに参加するつもり。すべてが順調にいけばの話だが・・・。また、ただ漫然と参加して「ああ今回も大変だった」で終わるのではなく、何がしかの進歩が(体力面でも、それ以外の装備などでも)感じられるものにしたい。

ブルベ本番では完走することが絶対目標なので、無理をしたり初めてのことはできない。やはり本番までの毎日の積み重ねが大切になってくる。常にモチベーションを維持し続けるのは大変だが・・・がんばっていこう。

荒川大橋まで

2006 07/02
(日)

今日は荒川CRの終点(だよね?)の荒川大橋まで往復してきた。

昨夜は暑さと夜中に虫に刺されたりしてよく眠れず、起きたのが7時半。出発したのは9時になってしまった。いつものように船堀橋から荒川CRに入る。

このところ脚に疲れがたまっていたのと、天気予報によると強い南西の風で帰りが辛くなりそうなので、場合によっては治水橋か上江橋まででもいいや・・・と思いながらも、結局どんどんと先へ進んでしまった。ただしペースはエアロビックレベルをちょっと上回る程度の低負荷で。

吉見運動公園の管理棟で最初の休憩。あと10kmちょっとで荒川大橋だが、さすがに60km以上ノンストップでは疲れてしまった。洗面所の冷たい水で顔を洗い、自動販売機の水とスポーツドリンクを飲んでクールダウン(半分飲んで、半分はボトルに)。

吉見運動公園から先を走るのは初めてだ。特にこれまでと景色が変わるわけではないが、赤いアーチの水道管橋が珍しい(と言いつつ写真は撮ってこなかった~)。

大芦橋で左岸へ渡る。写真は大芦橋から見た上流側の風景。パラグライダーが4・・・4機?(数え方がわからん)ほど空を飛んでいた。



12時半に荒川大橋に到着。お地蔵様と、なにかの碑が建っていた。荒川CR終点(もしくは起点)というような表示は特に見当たらなかった。写真は来た方向を望む(これまた橋の写真がなくてすみません)。



写真を撮るために草むらの中へ入ったら、なにやら黄土色のねばついた土が左足のクリートにべっとりついてしまった。まさか「糞」か・・・!? よくわからないが、まあウンがついてよかったよ(笑)。

熊谷駅のほうへ少し走り、セブンイレブン熊谷宮前町2丁目店でカップラーメン、エクレア、オレンジジュースを買って昼飯にする。まるでブルベ中のような食事だが、食堂を探したり腰を落ち着けてしまうのが面倒くさい。買い物をして店を出てくると、やや大粒の雨が降ってきた。でも降り続く感じではなさそうだ。

再び荒川大橋に戻り、小雨の中を帰路につく。暑い日差しに比べればずっと走りやすい。風は心配したほどの向かい風ではなく、特に影響はない。雨はすぐに上がった。



吉見のさくら堤は深い緑のトンネル。ぜひ桜の季節に来てみたかったが、たしか膝の故障でそれどころじゃなかったんだよね(それともブルベと重なったんだっけ?)。

荒川大橋から40km以上走り、秋ヶ瀬橋の近くにあるファミリーマートで休憩。この頃には日差しも出てきてとにかく体が熱い。やはりトイレで顔を洗い、ゼリーと炭酸ジュースで補給する。炭酸ジュース(コーラではない)は特に栄養になるわけじゃないけど、暑くて疲れたときには妙に炭酸が飲みたくなるよね。

日陰でしばしクールダウンし、最後の区間を走り出す。あと35km程度で船堀橋なのだが、さすがに疲労が濃くなりペースが上がらない。風も強くなってきたようだ。それにしても、こんな調子で長距離ブルベが走れるのか心配だ。たしかにブルベのときより若干ハイペースではあるものの、まったくの平坦路だし、本当にこの自分が600kmも走ったのか? と信じられなくなる。これ以上は無理だ~っという感じでなんとか船堀橋に辿り着いた。

■ 走行データ:往路(船堀橋~荒川大橋)
  • 走行時間: 2時間55分
  • 走行距離: 78.8km
  • 平均速度: 26.9km/h
  • 平均ケイデンス: 90rpm
  • 平均心拍数: 148bpm
  • 最大心拍数: 170bpm

■ 走行データ:復路(荒川大橋~船堀橋)
  • 走行時間: 3時間02分
  • 走行距離: 79.0km
  • 平均速度: 26.0km/h
  • 平均ケイデンス: 89rpm
  • 平均心拍数: 155bpm
  • 最大心拍数: 173bpm

遅いわりには心拍数が高いよね・・・精進あるのみ。

PBPサポート・パック申し込み

2006 07/01
(土)

大安吉日の今日、ついに2007年PBP(パリ~ブレスト~パリ 1,200kmブルベ)の「PBPサポート・パック」に申し込んだ。特に大安とかにこだわりはないのだが、同じく参加されるnobriniさんに倣ってみた。7月1日と切りもいいしね。折りしも今日はツール・ド・フランスの開始日。この“ツール”には一周という意味があるそうだが、私にとってはフランスへの旅(ツアー)の始まりだ。
#そのツール・ド・フランスはといえば、ドーピング問題で主役不在になってしまったが・・・。

今まで“行けたらすごいな”という想像の中のものだったのが、現実の目標になった。さすがに申し込みのメールを送信するときには、しばしクリックするのをためらってしまった。PBPに参加すること自体ももちろんだが、そのためにしなければならないことの大変さを考えると・・・。

でも、非常に挑戦しがいのあることだと思う。そして、比較的実現しやすい夢でもあると思う。それこそツール・ド・フランスとかワールドカップに出場するなんていう夢は願っても叶うものではないが、PBPなら・・・。私はこの歳になるまで、目標を持って1年間頑張るという経験は(受験でも就職でも)したことがない。一生に一度くらい、そういうことをしてみてもいいだろう。

PBPまであと13ヶ月。やるべきことはたくさんある。ありきたりの言い方になってしまうが、悔いのない日々を過ごしたい。パリの地で、この1年が無駄ではなかったと思えるように・・・。

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