陽風を感じて

harukaze wo kanjite - feel the sun and the wind

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乗鞍 目標達成!!

2006 08/28
(月)

昨日、第21回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍に参加してきた。

当初「1時間15分を切る」という目標を立てたのだが、2週間前の試走のタイムは1時間22分台。15分を切るためには1割も短縮しなければならず、「さすがに無理かな・・・20分切りが現実的、よくて18分だな」と思っていたのだが、結果はなんと1時間12分台(後半)を出すことができた! 目標を大きく上回るタイムに大満足!!

■ 8月26日(土)

9時少し前にレンタカーで東京を出発。都内の高速が渋滞していて大幅に時間がかかり、途中の諏訪SAで昼飯を食べて乗鞍観光センターに着いたのは14時過ぎになってしまった。




受付を済ませ、昨年の上位入賞者によるトークショーを見る。



出店を歩いていると、藤田晃三さんが今回乗車するANCHOR 07年モデルのプロトタイプを参加者に説明していた。RFX8のようなフルカーボンボディに異形断面のダウンチューブが特徴的(自分はまだ見ていないのだが、今月のサイスポに載っていたというRHM9だろうか?)。また、特に軽量タイプではなさそうな肉厚のサドルを着けていたのが印象に残った。




下山し、松本市街のビジネスホテルにチェックイン(かなりボロくて狭かった)。その後軽く走ろうと自転車に乗って美ヶ原温泉に向かったのだが、2km行ったところでパラパラと雨が当たってきた。あきらめて引き返し、車に自転車を積み込んでいると近所に落雷。そしていきなり滝のような激しい雨が降り出した。間一髪で車内に逃げ込んだ(このとき、松本には大雨警報が出たそうだ)。そのまま車でロイヤルホストへ行き夕食(たいしたもの食ってないのに高いね・・・)。ホテルへ戻り、21時半に就寝。

■ 8月27日(日)

3時半起床。窓が開いているんじゃ? と思うほどホテルの防音が悪く、車の音や向かいにあるコンビニで騒ぐ若者の声でよく眠れなかった。このホテルは失敗だったな。小さなあんぱん2個、おにぎり1個、カップ豚汁で軽く朝食をすませ4時過ぎに出発。参加者の車で渋滞しているのではと心配していたが、特にそういうこともなく1時間程度で乗鞍の駐車場に着いた。

トイレをすませ、自転車の準備。ローラー台で15分間ウォーミングアップ。アミノバイタルの顆粒とエネルギーゼリーで補給し、6:40頃に集合場所の大駐車場に行くとすでにいっぱいの自転車で埋め尽くされていて、クラス別の列の最後方になってしまった。



開会式の後、チャンピオンクラスを先頭にスタート順の早いクラスから順次移動・スタート。比較的スタートが遅い私たちのクラスも移動する。列は厳密なものではないようなので、そのときに中間くらいまで前に出た。それでも私の前にはざっと200人くらいの人がいる。位置取りに失敗した。

スタート地点は自転車が密集していて、いきなりふらついてコケたりしないだろうなあ・・・とちょっと緊張。待ち時間はあっという間に過ぎ、いよいよ私たちのクラスのスタートだ。「10秒前、9、8、・・・、2、1、バン!」 ・・・動かず(笑)。10秒以上経ってようやく私のいる場所が動き出した。

最初の平坦区間はみんなダッシュするのかと思ったら、意外にゆっくりペース。ラインを変えてほかの人たちを追い抜いていく。タイトな左コーナーを抜けて上りへ。あれ? なんか・・・調子いい!? すごく調子いい! 自転車が軽い! 上りが全然きつくない! いつもなら体のどこかが痛くなったりするのに全然そういうのがない。特に上半身にまったく力みがなく、まるで上半身がそこに存在しないかのよう。あまりに自然に乗れているのでポジション(乗車姿勢)を確認する気にもならなかった。

すごく楽なのに、心拍数は目標としていた170台前半までスムーズに上がった。そのまま170台前半をキープする。周りには早くも息をゼイゼイさせている人もいるのにまったく平気。どんどんほかの人を追い抜いて前に出る。これだけ大勢の参加者がいても、意外にラインが空いているものだ。比較的平坦になるところではダンシングを交えてダッシュ。ここならダッシュできるな・・・とわかっていたのは2週間前の試走のおかげだ。

その試走のときに比べて平均速度がずっと高い。こんなに飛ばして後半大丈夫だろうか? と心配になるほどだ。そのまま12km地点のコンクリ舗装へ。このへんから先は勾配が増し、さすがに速度ががくっと落ちる。九十九折りでは多くの人が勾配のゆるいアウトコースを走る中、インからぐわぐわと抜いていける。上りでは軽量が有利、ということは勾配がきつくなればなるほどさらに有利になるのだろうか?

ペースメーカーとなる人がなかなか見つからない。途中、何度か抜きつ抜かれつしたゼッケンNoの人がいたのだが、やはり九十九折りでインから抜いた後は抜かされなかった。その後、後からスタートしたクラスの人に何人か抜かされる。そのうちの1人についていけそうかな・・・と思ったのだが、さすがに後からスタートして追い抜いていくだけあって、だんだん離されてしまった。結局ずっと一人旅。自分の心拍数だけが頼りだ。

残り5kmの看板のあたりから疲れが出始め、気力が衰えてきた。ちょっと楽をしたい・・・という気持ちになり心拍数が160台まで落ちたが、気合いを入れ直して170台まで戻す。まだまだ行けるぞ。ふくらはぎの裏側上部=膝のうらこぞうのすぐ下あたりに両脚とも軽い張りを感じる。腰も少し痛くなり、あとはドリンク補給のせいか空腹のせいか腹も少し痛くなってきた。息遣いもハアッ、ハアッと荒くなる。

残り2kmを過ぎた。そろそろスパートしなければ・・・。やがて右上方に大勢の参加者が集まっているのが見えた。あそこがゴール地点か、もうすぐだ。よしっ、と気持ちのギアを入れ替える。一度抜かされた後発クラスの1人を抜き返し、速度を上げる。見えた集団は実際には下山を待って並んでいる人たちで、ゴールはさらにその先にあったのだが、結果的にはこれがちょうどいいスパートのタイミングになった。

自分の荒い呼吸が大きく耳にひびく。心拍計をちらっと見ると178の表示。よしっ、追い込めてる。すでに脚の疲労が大きく、思うわりには速度が上がらない状態だがそれはほかの人たちも同じはずだ。ゴール直前、最後の最後までほかの人を抜き続け、ゴールした!



サイコンは平均速度表示にしてあり、心拍計にもタイムは表示していないので、自分が一体どのくらいのタイムでゴールしたのかわからない。ゴール後しばらく走ってから心拍計のラップボタンを押して確認すると「1:13:36」の表示。サイコンのほうも似たような値だ。まさか実現できないと思っていた目標の1時間15分を切れたのは間違いなさそうだ! あとは公式タイムがどうなるか・・・。

集団で時間をかけて下山し、車に戻って自転車の積み込みと荷物の整理。会場をぶらぶらしていると早速リザルトが張り出された。オレの名前は・・・おお~っ、1時間12分台後半だ! 順位も思いがけなく上のほう。同クラスに約500人出走したうちの上位5%に入ってる。さすがに総合順位となると200番台半ばまで落ちてしまうが、約4,000人参加した中でこの順位なら私としては立派なもんだ。すごい!

表彰式を途中まで見て帰路へ。帰りはスムーズに行けるかと思ったらまたしても大渋滞(事故渋滞?)に巻き込まれ、東京まで6時間もかかってしまった。イベントよりも車の運転のほうが疲れたよ・・・。

【走行データ】(公式タイムとは異なる)
  • 走行時間: 1時間13分36秒
  • 走行距離: 19.7km
  • 平均速度: 16.1km/h
  • 最高速度: 29.7km/h
  • 平均ケイデンス: 79rpm
  • 平均心拍数: 174bpm
  • 最大心拍数: 180bpm

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静岡リベンジ参加せず

2006 08/23
(水)

9月2日(土)に行われる「静岡県内600kmリベンジ走行会」は参加しないことにした。申込締切が乗鞍の前日、実施がその翌週と(体よりも気持ちの面で)ちょっとタイミングが悪いのと、リベンジといっても私はBRM527静岡600kmに参加していないので、いまいちモチベーションが弱いことがある。もうひとつ参加を考えているBRM923神奈川600kmも決して楽なコースではないようだし(※)、どうせ苦労して走るなら認定があるほうにしたい。

AJ神奈川のコース情報にある「信州ブラリ旅、坂多し、上級者向けです。」には笑えた。坂多し、上級者向けでどこがブラリ旅やねん(笑)。

ほかにもプライベートでちょっと忙しかったり、あまり立て続けに休みを取れないとかまだ暑い時期だとか静岡だと移動費が高くつくとか細かい理由はあるのだが、こうして言い訳をあれこれ考えている時点で参加はやめたほうがいいのだろうなあと思う。まだちょっと迷いはあるが、あまりいつまでも悩まずに今年のブルベはBRM923神奈川600kmとBRM1006一宮1000km、この2つに絞りたい。

残念なのは、静岡リベンジに参加されるであろうベテランサイクリストの方々と一緒に走れないこと。また、もし神奈川600kmで体にトラブルがあった場合、2週間後の一宮1000kmに万全の体調で臨めるか・・・という心配もある。まあとにかく9月はツーリングなども楽しみつつ、今年のブルベ総決算に向けて気持ちを高めていきたい。

今さら・・・ポジション変更

2006 08/22
(火)

先週の中頃、ステムを80mm(Deda NEWTON)から70mm(TNI CNC)に交換し、サドルを10mm後ろに下げた。自分で思っていた以上に前乗りになっていたことに気づいたからだが、これでもまだ膝の皿の後ろがペダルの中心よりも前に出てしまっている。これ以上下げるかどうかはもうしばらく様子を見て・・・。

サドルを後退させたことでおそらく脚に影響があるだろうな~と思っていたのだが、実際には腕が疲れるようになった。ハンドル~サドル間の距離は変わっていないのにちょっと不思議。これだからポジションというのは難しいね。週末たくさん走ったのはこのポジションに慣れるためもあったのだが、乗鞍直前のポジション変更が吉と出るか凶と出るか。

ちなみにステムの重量は、実測で交換前(Deda NEWTON)が125g、交換後(TNI CNC)が135g。重量増は最低限に抑えられた(サイズが小さくて得するのって軽いことくらいだね・・・)。

奥多摩峠めぐり

2006 08/21
(月)

昨日は乗鞍前の最後の峠練として、奥多摩周辺の峠をいくつか走ってきた。武蔵五日市駅まで輪行し、風張峠~松姫峠~鈴ヶ音峠~雛鶴峠~和田峠と走って武蔵五日市駅へ戻ってくる約150kmのコース。




風張峠は今年2月にSIRRUSで奥多摩湖側から上ったことがあり、逆からも走ってみたいと思っていた峠。武田信玄にゆかりのある松姫峠も一度走ってみたかったところ。和田峠はヒルクライマーにはおなじみの峠だ。



4:30に起床し、朝食を食べて5:20に出発。東京駅から輪行し、JR中央特快・高尾行きで立川駅で乗り換え~JR青梅線で武蔵五日市駅まで。コインロッカー(200円)に荷物を預け、8:10過ぎに走り出した。K33~K206で風張峠へ向かう。

プロフィールマップを見ると高低差950mほどの上りが約30km続き、乗鞍のいい練習になるかな~と思っていたのだが、最初のうちはそれほど急ではないしアップダウンがあるので乗鞍とはタイプが違う。やっぱり乗鞍の練習は乗鞍でしかできないということか。

旧料金ゲートを過ぎ、奥多摩周遊道路に入ると山腹をトラバースする道に。心拍数は160台、やや抑え気味で上る。まだ先が長いこともあるが、最近ちょっとあまりがんばらずに走る癖がついてしまったかも? 峠を攻めるバイク(オートバイ)がひっきりなしに行き来している。途中に何ヶ所か9%の看板があるが、本当にそうなのかな? 9%よりゆるやかなような気もした。峠が近づくと道はアップダウンを繰り返し、もう峠は過ぎてるんじゃないか・・・と思うあたりで風張峠の駐車場に到着した(9:50、33.6km)。



奥多摩湖側へ下り、三頭橋と深山橋の間にある売店の前で休憩。自販機で買ったデカビタCと、武蔵五日市駅で買ってきたスニッカーズで補給する。

R139を西へ向かい、多摩川源流の村・山梨県小菅村に入る。小菅川を渡って松姫峠の上りへ。ぐんぐん高度を上げていく。勾配は風張峠と同じくらいだと思うが、2本目の峠となるとちょっと脚に来ている。でもお姫様が通ったくらいだからそんなに急ではないはず・・・(?)。



山側の石垣が苔むしているのが見た目に涼しげだ(でも暑い)。結構長く感じる上りで、息を切らせながらようやく松姫峠に到着した(11:30、63.2km)。



峠には駐車場やトイレがあり、何人かの観光客が車で訪れていた。ちょうど反対側から上ってきたベテランサイクリストの方としばらく話をする(神奈川ブルベでも見たことのある「UGO」というチームジャージだった)。



本当はこの峠のいわれについてもっと調べてから来るべきだったなあ。武田信玄の小説を読み直したりして、また上りに来たい。峠からは晴れていれば富士山まで見えるようだが、今日はあいにく雲がかかっている。

松姫峠から大月方面へは約25kmの長い下り。途中の深城ダムではトイレを拝借した。



R139からK505を通り、R20沿いの猿橋というところに出た(13:15頃)。照明が暗くておばあさんが店番をしている、コンビニチェーンとは違う?ヤマザキでサンドイッチとチーカマ、ドリンクを買い、JR中央本線の高架下にある駐車場兼広場で昼飯にする。

大体今日の予定の半分は走った。この調子なら17時頃には武蔵五日市駅に帰れるかな・・・と考える。大きな峠はもう済ませてしまったのでわりと気が楽だ。

K509を南下し、鈴ヶ音峠(※)へ向かう。峠の近くにはゴルフ場があるはずなのだが、それにしては車では走りにくい山の中の細い道を上っていく。美濃600kmブルベの放生峠を思い出すような道だ。

※ツーリングマップルには鈴ヶ音峠、突坂峠の2つの名前が書かれているが、「林道鈴懸峠線」の看板があり鈴懸峠ともいうようだ。



猿橋から7.2km走り、峠らしき切り通しに着いた(14:10、95.6km)。峠の道標は見当たらず、山梨県の恩賜林に関する案内板があった。



峠を過ぎてしばらく下ると、ゴルフ場へ通じる広い道に出た。ゴルフ場へ行く人は鈴ヶ音峠は通らずにこちら側から来るのだろう。K35へ向かう途中にリニアモーターカー実験線の下を通る。



K35へ出て東へ進むと、まもなくリニアの車庫がある。もしかしたら車両が見られるかも・・・と地図を見て楽しみにしていたところだが、残念ながら車両の姿はなかった。



その車庫を左に見下ろしながら坂を上っていくと、新雛鶴トンネルがある。雛鶴峠はさらにこの上にあるのだろうか。



新雛鶴トンネルからは再び長い下り。15kmほど下って相模湖の手前にある神奈川CCというゴルフ場の入口の芝生で休憩する(15:30)。昼飯の残りのチーカマを食べながら、この後のルートを考える。予定通り和田峠を越えるか、それともR20経由で楽をするか――。とはいえ交通量の多いと思われるR20を走るのは別の意味で楽ではないし、途中に標高398mの大垂水峠もある。それならもう少し苦労しても予定通り和田峠を通ったほうがいい。

R20沿いの藤野駅前の自販機でドリンクをお腹とボトルに補給し、K522~K521で和田峠へ。途中、林道の看板に距離3,200mあまりと書かれている(正確な記述は忘れてしまった)。わずか3.2kmの辛抱だ。きつい坂をよいしょよいしょと上っていく。勾配12%の標識がある直登が100~200mほど続いていたのは参った。でもそこから先は(12%と比べれば)やや勾配がゆるくなる。

このまま峠かと思いきや、ラスト1kmでまた勾配12%の標識が現れた。走りながら下の写真を撮った直後・・・バランスを崩して足を着いてしまった!



左側の斜面に寄りかかったおかげで立ちゴケせずにすんだ。すぐにビンディングをはめ直し走り出す。足を着いていたのは1秒程度、今のはなかったことにしておこう(笑)。ようやく和田峠に到着した(16:50、133.9km)。




きついが何とかこなせるレベルだった。でも心拍数は150台と低く、これが白石峠なら1時間はかかりそうなスローペースだ。峠には意外に広い駐車スペースとたくさんのベンチが並んだ茶屋があったが、茶屋は閉まっていた。

ここから東京都、八王子市に入る。さんざん山の中を走ってきて八王子というのはなんか変な感じ。八王子側の坂はものすごく急で、まさに頭から落ちるよう。こちら側からは上りたくないものだ(でも上ってきた道も同じくらいだったのかな?)。

地図を見て気になっていた、K521(陣馬街道)沿いにある「夕焼小焼の碑」に寄り道する。自転車を降り、石段と砂利交じりの山道を(シューズのソールに傷が付くなあ・・・と思いながら)5分ほど登ると宮尾神社があり、その境内に石碑があった。



お賽銭をあげてお参りする。後で調べたところによると、童謡「夕焼小焼」の作詞家・中村雨紅の生家がこの宮尾神社の宮司だったんだそうだ。

さあもう本当に夕焼け小焼けの時間だ。なんとか暗くなる前に武蔵五日市駅に到着(18:30頃、155.9km)。19:00発のJR五日市線で立川駅まで~JR中央線快速で東京駅まで輪行し、21:00過ぎに無事帰宅した。



約150km走ったが、そのうちの半分は楽な下りなので体感的には半分走った程度の感じだった。とはいえさすがに脚がくたびれた。最後の負荷練として、また上りの感覚を体に覚えこませるためにもそれなりにいいトレーニングになったと思う(本当はもっと追い込まないといけないんだけどね・・・)。あとは疲れをしっかり回復させて、コンディションを整えて乗鞍に臨もう!

乗鞍試走(2)

2006 08/15
(火)

(1)からつづく・・・

アームカバーを着け、下りへ。



上ってきた道がはるか下方に。



ひとりのサイクリストが九十九折りを上ってきた(画像では見えないかな・・・右下に小~さく)。



大雪渓には点々とスキーヤーの姿が見える。スキー板を背負ってここまで自転車で上ってくる人もいるようだ。そこまでしてスキーがしたいのか・・・と思うが、お互い様かな。



自転車に重そうな荷物を満載したツーリストも結構上ってくる。峠を越えて岐阜のほうまで行くのだろうか。こういう姿を見ると、さんざん軽量化して速くなったと言っているのがなんぼのもんじゃい、と思えてくるなあ。



ヒルクライムしている人をたくさん見かけたが、意外だったのはMTBの比率が高いこと。半分くらいがMTBだった。笑顔で楽しそうに上ってくる人が多いのに感心する。ただあんまり笑いながら上ってくる人はちょっと気持ち悪い(笑)。すれ違うときに挨拶する習慣が残っているのも嬉しかった。これは“ノリクラ”だからこそだろうなあ。

観光センターに戻り、山菜うどんで昼飯にする。これだけではあまりにありきたりなので、茹で立てのとうもろこしも1本。食事をしているとバスガイドの女性に「再来週も走るんですか?」と聞かれた。サイクリストを見るとノリクラの話題、というのがデフォルトになっているようだ。やはり地域をあげての一大イベントなのだろう。



家を出る前は「1日に2回上れるかな」なんて思っていたが、さすがに続けてもう1回上る気にはなれない。雲行きも怪しくなり、ゴロゴロと雷が鳴っている。雨が降らないうちに早いとこ退散しようと走り出したが、途中でやはり降り出してしまった。新島々駅でコインロッカーの荷物を取り出す。ここから輪行しようか考えたが、松本のホテルまであと十数kmだし下り基調のはずなのでそのまま走ることにした。



松本の街に入る頃には雨は小降りになり、ホテルの隣の公園に自転車を停めていると晴れて強い日差しが戻ってきた。濡れた衣類をベンチに広げて日干しし、自転車を拭く。タイヤを確認すると1mm以下の小石が刺さったままの箇所がいくつかある。2~3mm程度のもう少しでパンクしたのではと思われる裂け目もいくつかあり、そのうちの1つは裏のケーシングが見えて、さらにその下からチューブ(?)らしき黒いものが覗いている。これはじきにパンクしてしまうかも・・・。

自転車を輪行袋にしまい、1時間ほど公園にいてあらかた衣類が乾いたところでホテルにチェックイン(16:30頃)。



コンビニで買ってきた氷で脚をアイシングして、ガリガリ君とお菓子を食べる。テレビを見ながらさて夕食はどうするか、その前に一休みしよう・・・とベッドに寝転んでいると眠ってしまった。そしてなんと、そのまま翌朝までず~っと寝てしまった! 松本の夜はこうして終わった・・・。

■ 8月13日(日)

5:45、起床。まさか朝まで寝てしまうとは・・・夜行列車のせいだなあ。7:00からホテルのレストランで朝食。ビュッフェ形式といっても選ぶほどの種類がなく、単に盛り付けをセルフサービスでやるだけのものだったが、お腹一杯食べられて満足。一人暮らしで普段同じようなものばかり食べているから、こういう他所での食事が嬉しい。

7:50にホテルをチェックアウトし、8:19松本駅発の松本電鉄で再び新島々駅へ。自転車を組み立て荷物をコインロッカーに預け、9:15に乗鞍へ向けて走り出した。

5kmほど走ったところで後輪からプシューッと空気が吹き出した。パンクだ・・・。確認するとやっぱり昨日ケーシングが見えて危ないなあと思っていたところがパンクしている。傷がチューブまで貫通していたようだ(写真左が表、右が裏)。



タイヤの傷には裏からガムテープを貼り(貼らないほうがよかったのかな?)、チューブを交換。思わぬパンク修理の練習になってしまった。携帯ポンプで一生懸命空気を入れるが、さすがに9barまでは無理。せいぜい7~8barがいいとこだろうか。乗るとタイヤがわずかに外側に広がってしまう。

そんなこんなで時間がかかり、乗鞍観光センターに着いたのは11:15。持参したエネルギーゼリーと自販機のジュースで補給し、しばらく休憩。昨日に比べると睡眠は十分すぎるほどだが、やはり疲れが残っている。また20kmか、しんどいなあ。

気を取り直して2回目のヒルクライムに・・・スタート!

走り出してすぐに両脚の大腿四頭筋に痛みを感じる。ああ、やっぱり昨日の筋肉痛が・・・。でもしばらくするとその痛みはなくなった。心拍数は160台~高くても170台前半。昨日よりも5~10低めだがこれ以上はきつい。完走狙いでもタイム狙いでもない、やや中途半端な状況。

途中から左脚の大腿四頭筋に軽い肉離れになりそうな感覚が。練習で怪我をしたら元も子もないので、あまり無理はしないほうがいいぞ。昨日はブラケットを持つことが多かったが、今日はハンドル上部が多め。そのせいか、あるいは負荷が低めのせいなのか、腰の痛みはそれほどではない。

終盤、心拍が低かったぶんラストスパートができるかと思ったがまったく無理。もう脚が全然動かない。漕ぎ続けるのが精一杯だ。結局、昨日と同じような結末でゴール。

【走行データ】
  • 走行時間: 1時間26分35秒
  • 走行距離: 19.7km
  • 平均速度: 13.6km/h
  • 平均ケイデンス: 68rpm
  • 平均心拍数: 167bpm
  • 最大心拍数: 175bpm

昨日より4分増しか・・・。でも疲れが残っていたわりには意外に(?)いいタイムだった。

畳平の食堂「乗鞍山荘」でお汁粉を食べる。沈殿して写真に写らないほどの小さな餅(たぶんインスタント)しか入っていなかった・・・。切り餅を焼いてくれればいいのに。でもまあおいしかった。



今日は特に景色も撮らず、下りへ。乗鞍のダウンヒルは上のほうは寒いし、急すぎて腕が疲れるのでそんなに楽しくない。もう少し勾配がゆるやかで、ときどきペダリングで加速するような坂のほうが楽しいなあ。

時計を見ると早めの電車に間に合いそうなので、観光センターは素通りしてそのまま進む。15時過ぎに新島々駅へ到着。荷物を整理したり服を着替えたり自転車をパッキングしていると、16:08発の松本行きにぎりぎり乗れた。電車はすごく空いていたので、ズボンの裾をまくってコンビニで買った氷で脚をアイシングしながら(行儀悪いけど)ジュースやパンを食べる。天気予報では「午後からにわか雨や雷雨」と言っていたが、幸い雨には遭わずにすんだ。

松本駅で16:59発のスーパーあずさに乗り換え新宿駅へ。そのまま中央線で東京駅まで輪行した。八重洲口を出るとドーン! ドーン! とものすごい花火の響き。後で知ったが1日順延された東京湾大華火祭だったようだ。それを聞きながら自転車を組み立て、21時前に無事帰宅した。

◇◆◇


今回試走をしてみて、先日書いた「1時間15分切り」は無理そうだな~というのが正直なところ。目標は試走をしてから書くべきだったね・・・。でもまあ目標は目標としてそのままにしておこうと思う。現実的には「1時間20分切り」を目指すのが妥当なところか。これは何としても達成したい。

乗鞍試走(1)

2006 08/14
(月)

週末、1泊2日で全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の試走に行ってきた。今までいくつもの峠を走ってきたが、平均6%以上の勾配が20kmも続くヒルクライムは初めてだ。一体どんな感じなのだろう。

■ 8月11日(金)

22時頃に自宅を出発。JR新宿駅まで自走し、新南口のL-Breathの前で自転車をパッキング。23:54発の夜行列車「ムーンライト信州81号」で松本へ向かう。



予想どおり乗客のほとんどが登山者で、みな大きなリュックを持っている。帰省らしき人は見当たらなかった。輪行袋はデッキに置いた。ドアの位置が悪くて手すりに固定できなかったが(ドアと手すりが進行方向に対して同じ側についているため、乗り降りの邪魔にならないようにすると手すりが使えない)、幸い降りるまで動いたり倒れたりすることはなかった。

■ 8月12日(土)

4:32、松本駅に到着。4:45発の松本電鉄上高地線に乗り換え、5:08にまだ夜の明けきらない新島々駅に降り立った。




駅前で自転車を組み立て、コインロッカーに荷物を預ける。気温はやや涼しい程度で半袖でも大丈夫。結構風がある。6:15、まずはヒルクライムのスタート地点へ向かってR158を西へ走り出した。

途中いくつかトンネルがあるのだが、このトンネル内の路面が異常に悪くて辟易した。冬場にチェーンで削られるのか、それともスリップ防止のためにあえてそうしてあるのか? 砂利混じりのコンクリート舗装が削られてガタガタとひどい荒れようだ。特に路肩のほうがひどいのだが、交通量が結構あるので路肩に寄らざるを得ない。路面の状態に神経をすり減らし、背後からの「邪魔だ追い越すぞ」という車のプレッシャーで気の休まる暇がなく、はっきり言って自転車では走りたくないルートだ。

奈川渡ダムのある梓湖を過ぎ、上高地方面と分岐してK84へ。民宿街に入る頃から上りがきつくなる。勾配10%の標識もあり、すでにヒルクライムだ。ここで疲れてしまわないようにゆっくり走る。このあたりは民宿やペンションが本当に多く、これなら3,000~4,000人も集まるようなイベントでも収容できそうだなあと思う。

新島々駅から約27km走り、7:45に乗鞍観光センターに着いた。朝食は途中のコンビニででも・・・と思っていたのだが、結局ひとつもなかった(後でわかったのだが、新島々駅の反対側すぐにセブンイレブンがあった。そうと知っていれば寄ってきたのになあ)。



売店でおにぎりとりんごジュースを買い朝食にする。腹ごなしと脚を休めるために30分ほど休憩。乗鞍の山頂方面がよく見える。これからあそこまで上っていくのか。ここまででもう練習になったからこのまま帰りたい気も・・・。



スタート地点・ゴール地点は「ノリクライム」に従うことにした。喫茶店「ひこーき雲」の向かいにある631号電柱から、いざ・・・スタート!(下の写真は帰りに撮ったもの)



走り出してすぐに狭くて急な左コーナーがある。意外に細くて荒れた道を上っていくなあ、と思ったが最初だけ。2車線になったり、センターラインのない1.5車線ほどになったり。序盤は林間の比較的ゆるやかな上りで、ときどき平坦な区間もある。速い人はここでダッシュするのだろう。心拍数は自然と170台半ばで落ち着いた。これ以上がんばると最後まで持ちそうにない。ケイデンスも自然と70台前半に。

上るにつれて、最初は19km/h台だったサイコンの平均速度の表示が18、17・・・とどんどん下がっていく。スタートから約12kmのコンクリート舗装が現れるところでついにインナーロー(34×25)を使用。路面の溝で後輪がスリップするほどの急坂だ。ここが最初の踏ん張りどころか。単独走ならいいが、集団だと思うようなライン取りができず失速・落車の恐れもありそうだ。

腰が痛くて辛い。あとは太ももの内側。普段おろそかにしている筋肉がよくわかる。終盤に入ると周りの樹木が低くなり、高山の様相を呈してくる。風が強くなり、向かい風・追い風の影響が明らかに感じられるほどだ。まだはるか上方に道路が見える。ペースは落ちるのみで、それまでの速度を上回ることは基本的にない。

18kmくらいの地点でバッタリ脚が売り切れた。これが乳酸が溜まりきった状態なのか、それとも空気が薄くなったせいなのか? あと少しでゴールなのにもう全然力が出ない。心拍数も160台、そして150台まで落ちた。まったくスパートできないまま、19.6kmでようやく県境にゴールした。



【走行データ】 ※Polar CS200cadのデータ。同時に計ったCATEYE CC-MC100Wでも似たような値だった。
  • 走行時間: 1時間22分29秒
  • 走行距離: 19.6km
  • 平均速度: 14.2km/h
  • 平均ケイデンス: 69rpm
  • 平均心拍数: 172bpm
  • 最大心拍数: 178bpm

心拍を追い込む前に脚が売り切れた・・・息ははずんでいないが脚が限界だ。

朝が早かったのでまだ9:50。畳平でしばらく時間を過ごす。下の写真は鶴ヶ池と、その後方は富士見岳(2,817m)か。





(2)へつづく・・・

乗鞍の参加証届く

2006 08/10
(木)

全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の参加証、しおりほかが今日届いた。



実は申込書を着日指定で送付しなかったこともあり、締め切りに間に合わなかった(あるいは早すぎた)のでは・・・と心配していたのだが、これで一安心だ。

決戦タイヤ&チューブ

2006 08/08
(火)

乗鞍(全日本マウンテンサイクリングin乗鞍)用に買ったタイヤとチューブはこれ。



  • タイヤ … VELOFLEX RECORD KEVLAR 700x20(クリンチャー) (公称130g)

  • チューブ … Vittoria EVO 55g


今週末はこれで試走してみようと思う。果たしてどれだけ走りが変わるものだろうか。それにしてもタイヤなんてもうペラペラ。パンクしやすさが心配だ・・・。

ブルベのメダル

2006 08/06
(日)

先日、沼津600kmブルベのメダルが届き、200km~600kmの4種類が揃った。オダックス・ジャパンBRM規定のページによると、200kmはブロンズ色、300kmは銀色、400kmは銀に金メッキ色、600kmは金色だそうだ(あえて“色”と書いてあるのは、メッキだということを示すためだろうか? ちなみに1000kmは“銀製”となっている)。



  • BRM304伊豆200km … 初ブルベ。SIRRUS A1で参加。1万円以上入った財布をなくした。

  • BRM325伊豆300km … SIRRUS A1で参加。50kmくらいの地点から右膝を痛める。回復までに約3週間かかった。

  • BRM422沼津400km … 右膝に不安を抱えたまま、納車後100kmほどしか走っていないRFX8で参加。スタート直前に右クリートが割れ、そのまま完走。

  • BRM603沼津600km … RFX8で参加。とにかく尻、尻が痛かった。


いろいろあったなあ・・・(笑)。一番マヌケなのは財布をなくしたことかね(^_^;)。

ところで、厳しいコースと天候のため出走者35名中5名しか完走できなかったというBRM527静岡600kmのリベンジ走行会が9月2日(土)に行われるそうだ。認定なしの走行会だが、ちょっと興味があったりして・・・。天気がよくてもかなりハードなコースになりそうだが・・・う~む。

次はノリクラ!

2006 08/04
(金)

さあ~次はノリクラ(8月27日の全日本マウンテンサイクリングin乗鞍)だ!

明日試走に行こうと思い、昨日の会社帰りにみどりの窓口で「ムーンライト信州81号」という夜行列車の切符を買おうとしたところ、すでに満席だと言われてしまった。考えてみれば帰省シーズンだし、こんな格安の切符が今頃残っているわけないか~。

普通にあずさで行く手もあるが、どうもブルベの疲れがまだ抜けきっていない(あせもやお尻のできものも治っていない)ので今週末はおとなしくしていろってことかな。近場を軽く走るだけにしておこうと思う。最近出費がかさんでいるしね。



で、今朝の出勤途中に来週(8月11日)のムーンライト信州81号の切符を買ってきた。輪行袋があるので「できれば車両の一番後ろの席がほしい」とお願いしたのだが、座席を選ぶどころかなんと残り1席しか空席がないとのこと。おお~、ぎりぎり間に合った。のんびりしていたらまた満席になるところだった。

結局、後ろの席は取れなかった。全席指定なので立っている客はいないはずだが、登山で大きなリュックを持ち込む人も多いだろうから輪行袋が置けるかどうかちょっと心配。ケットばされないところに置けるかな? 早めに駅へ行こう。まあとにかく、来週は乗鞍を走るぞ! できれば日帰りで帰ってきたいが、1日で2回走れるかな・・・? それともせっかく時間とお金をかけて行くんだから、1泊してくるべきかな・・・?

あと心配なのは、まだ事務局から何の連絡もないけどちゃんと申し込みが受理されているんだろうね・・・?(受付開始日に着くように現金書留で送ったんだけど・・・)



白石峠のタイムから各ヒルクライムイベントの予想タイムを出してくれるサイトがあって、自分と同じくらいのタイムの人を見ると乗鞍は80分台前半になるようだ。それをそのまま目標にして「達成できた~」というのも安易なので、さらに困難な「1時間15分切り」を目指そうと思う。えっ、でもこれだと いさくん さんの目標タイムと5分しか違わない!? ちょっと無理かな・・・来週の試走で下方修正するかも(^_^;)。

私にとっては20kmもあるヒルクライムというのは未体験ゾーンなので、正直心配だ。最低限足はつかないようにしないとね・・・。来週はコースの概要とペースをつかむことを課題にしよう。

そうだ、タイヤも細くて軽いやつを買っておかないと!(また出費か・・・苦笑)

BRM729美濃600kmレポ(4)

2006 08/03
(木)

(3)からつづく・・・

BRM729美濃600kmブルベの全般的な感想と、新たに導入した装備などについて。

■ コースの難易度

今回のブルベは「平成18年7月豪雨」の影響でコースが変更され、全体の約2/3が平坦コースになった。おそらく今年の600kmブルベの中では最も難易度の低いコースだったのではないかと思う。私の場合、BRM603沼津600kmに比べて所要時間が2時間以上も短かった。仮眠の時間が沼津600kmのほうが1時間ほど長かったので、それを差し引いても1時間は短い。

アップダウン(上り)が少ないため脚の筋肉疲労は軽減されたが、それでもやっぱり600kmは楽ではなかった。というより美濃600kmのほうが全身の疲労感が大きかったように思う。ただこれは下記の空気圧が影響していたためらしく、そうでなければもっと疲労は少なかったと思う。

■ 空気圧の影響

今回のブルベで最大の失敗は、およそ140km地点でリアタイヤのパンクを修理した後、400kmも低い空気圧のまま走り続けてしまったことだ。携帯ポンプで空気を入れたのだが、通常8bar近いところが5bar程度しか入っていなかった。このことが速度の低下、尻痛、手の痛み、全身の疲労などあらゆる面に悪影響を及ぼしてしまったようだ。空気圧管理の大切さをあらためて認識した。携帯ポンプでも根気よく入れれば8bar入るはずなので、一度自宅で練習してみたほうがいいかもしれない。

■ サドル

沼津400km、600kmで悩まされた尻痛対策として、フィジークのアリオネからスペシャライズドのアバターGELにサドルを交換した。タイヤの空気圧が低かったせいで効果を正しく確認できず、2日目は尻痛になってしまったが、それでもアリオネに比べてかなり改善されたのは間違いない。低い空気圧でもなおアリオネより痛みが少なかった。次こそは適正な空気圧で効果を確認したい。

尻痛が軽減されたのは、ロードバイクのポジションに慣れてきたことや、下記のホイールの効果もあったと思う。また、サドル側、尻側ともに「スイートスポット」があり、そのポイントで座るとほとんど痛みがなくなるような感じがした。ただ、そのときの姿勢は必ずしも楽なものではないので、普段から意識して体に覚えこませる必要があると思った。

尻痛に関しては、150~200km毎にアソスのシャモアクリームをレーパンのパッドに塗り直した。効果のほどはよくわからない。

■ ホイール

ホイールをシマノのWH-R560からカンパニョーロのニュートロンに交換した。これもタイヤの空気圧のせいで正しい効果は確認できなかったが、やはり性能差は明らかなようだ。空気をきっちり8bar入れてからは非常に軽快に転がってくれた(まあそれまでの状態が悪すぎたので、軽快に感じるのは当然だが・・・やはりもう一度確認したい)。特に振動吸収性の良さを実感した。

これは尻痛の軽減にも効果があると思う。タイヤの空気圧を適正にして(やや高めのほうがいいのか?)、振動吸収性のよいホイールを使うことで、尻や手の痛み、そして全身の疲労まで軽減できるようだ。さらに確かめてみたい。

■ シューズ

右足の小指付け根の痛み対策として、シューズのサイズを39.5から、39の幅広タイプに交換した。これにより痛みはほとんど解消した。最後の50kmくらいになって少し痛みを感じるときもあったが、これはシューズのせいではなく私の問題だろう。疲れてくると脚がゆるんで“がに股”になり、つま先が外側に開いてしまうのが原因だと思う。

シューズの交換によりソールがナイロンからカーボンに変わったことについては、言われてみれば若干硬いかな~? という程度。元々そんなに踏み込んだペダリングをしているわけでもないし、あまり違いは感じなかった。

■ リアキャリア&リアバッグ

トピークのリアキャリア(RX ビームラック Eタイプ)とリアバッグ(RX トランクバッグ EX)をブルベで初めて使用した。600kmブルベにはサイズもちょうどよく(ややパンパンか)、使いやすかった。今までのブルベではウエストバッグを使用していて、それほど気にはならなかったがやっぱり体になにも着けていないほうが楽だ。

雨のときは泥除けにもなる。手提げ用の持ち手は走行中は不要だが、輪行時に便利だった。

走行中にキャリアがずれることもなかった。シートポストとクランプの間にゴムを挟むので、取り付け時はどこまで締め付けていいのか感じがつかみにくいが、それほど固く締めなくても大丈夫なようだ。現地で締め付けねじを壊してしまうと、荷物が運べなくなり困ったことになるので気をつけたい。

■ あせも

今回思いがけなかったのは、2日目の走行で両腕の内側にあせもができてしまったこと。自転車にかぎらず今まであせもになった記憶はなく、こんなことは珍しい。日焼け止めを厚く塗りすぎたために汗が出にくくなってしまったのが原因だと思う(ほこりや紫外線の影響もあるかも)。これからは必要最低限の量を塗り、PC(コンビニ)等では一旦きれいに洗ってから塗り直すようなことを考えたい。

BRM729美濃600kmレポ(3)

2006 08/02
(水)

(2)からつづく・・・

■ 2日目朝~PC8

30分ほどうとうとしていると、甘い匂いを嗅ぎつけてきたのか耳元ではプ~ンという蚊の羽音、そしてなんだか体中がチクチクと痒くなってきた。こりゃたまらんと起きる。覚悟はしていたが何ヶ所か食われてしまったようだ。時刻は4:30、すでに明るくなっている。グラウンドの脇で体操をしているオジサンが、それとなくこちらの様子をうかがっている。もう少し長い時間寝るつもりだったが、意外にすっきりしたのでストレッチをしてから出発。残りはあと175kmだ。

まずはすぐ近くのコンビニに寄り、洗面所で歯を磨く。おにぎり1個とカップ味噌汁を食べる。目の前のR42を2人の参加者がPC7へ向かって走っていった。どこかで仮眠をしていたのか、それとも夜通し走り続けてきたのだろうか。なんとなく気が急いてしまい、早々に出発。

R23へ出て、再び21.5km、28.4kmの長い区間へ。日が変わったら風向きが逆になっていた・・・というようなことはなく、弱い向かい風だ。昨日もそうだったのだがやたらと信号に引っかかる。車に合わせて信号の変わるタイミングを設定すると、ちょうど自転車が引っかかるようになってしまうようだ。相変わらず橋の上りがきつい。そしてお尻の痛みが辛くなってきた。

走っているときは風を受けるのでそうでもないのだが、停車すると暑い。朝から強い日差しと暑さ、今日は熱中症に気をつけなければ。ためしにツールのランディスを真似して頭からボトルの水をかぶってみると・・・おおっ、これは冷たい! 予想以上の効果だった。ただ冷たいのはそう長続きするわけではなく、ランディスがあんなに頻繁に水をかけていた理由がわかった気がした。こっちは水に限りがあるし、そう頻繁にかけるわけにはいかない。

早くも空腹を感じてきた。今朝のコンビニではうっかりいつものPCのつもりで少ししか食べなかったが、考えてみれば朝食としてはおにぎり1個+カップ味噌汁では少なすぎる。次のコンビニで補給しようと思ったものの、そういうときに限っていつになっても現れない。「コンビニはまだか・・・」と10kmほども走っただろうか、さすがにハンガーノックになりそうなやばい状態になってきたので、バッグからカーボショッツを取り出して補給。あるなら早く食べろよ・・・と言いたいところだが、どうせコンビニに行くのだから二度手間になってしまうし、カーボショッツはあまり好きではない。

市街地に入り、ようやくコンビニが見つかった。PCではないのでレシートを捨ててしまい、場所と買ったものはわからなくなってしまったが(津のあたりかなあ)、小ボトルのポカリスエットやプリンを買った記憶がある。もちろん腹にたまるものや水も。

コンビニ前に座り込んで食べていると、通りがかりのおばさんが私の袖のあたりを指差して「こういうの、どこで売ってるの? 夜のウォーキングで着ようと思って」と腕振りのゼスチャーを交えて聞いてきた。てっきりジャージのことだと思い「スポーツ自転車が売ってるような自転車専門店」と答えたのだが、走り出してから「あれはジャージじゃなくて反射ベストのことを聞いていたんだ!」と気がついた。ああ~っ、おばさんすみません! こういうのはホームセンターとかワークマンに行けば売ってます(と思います)。その後ずいぶん長い間、おばさんに嘘を教えてしまった・・・と自責の念にかられてしまった。

鈴鹿警察署を過ぎたあたりで「サイクルベースあさひ」のリアル店舗が現れた。へえ~、こんなところにあるんだと感心しながらふと距離計を見ると、いつの間にかキューシートの曲がるポイントを過ぎている。そういえば往路でこんな店は見なかった。少し引き返して正しいルートへ。どうも集中力が落ちてきているようだ。

市道、県道を走り次ぐ。暑い。何度かボトルの水を頭からかぶる。このあたりでいよいよお尻の痛みがひどくなってきた。それでも沼津600kmのとき(フィジークのアリオネ)が焼けたフライパンか針のむしろに座っていたようだとすれば、今回(スペシャライズドのアバター)は定規で尻叩きをされている程度だなあ・・・なんて考える。かなり改善されたのは確かだ。R1に入り、ようやくPC8・ampm川越町富洲原店に到着(9:30、507.0km)。

■ PC8~PC9

おにぎり1個、カップみそ汁、フランクフルト、スポーツドリンク、リポビタンDで補給。暑さに参らないよう意識して多めに食べる。そろそろ今朝見かけた2人が追いついてくるかなあ・・・と思いながら休んでいたが、結局現れなかった。

R1から木曽川沿いの市道へ。昨夜は迷って通れなかった(代わりにR155を通った)道だが、今日はキューシートに従って無事に入ることができた。なるほど、堤防上がサイクリングロードのようになっていて(実際には車も通る)、気持ちのいい道だ。



直射日光が容赦なく照りつけるものの、川風のおかげで案外涼しい。うだるような暑さの市街地の道路とはえらい違いだ。ゆるい向かい風で20km/hくらいしか出ない。尻が痛えなあ・・・と思いながらじわじわ走っていると、前方からスタッフの方のサポート車が現れた。おお~っ、嬉しい!

ぬるくなったボトルの水をクーラーボックスで冷え冷えの水に入れ替えさせてもらい、塩をなめさせてもらう。しばらくの間楽しく話をして、体力・気力ともにかなり回復することができた。いや~本当に有難い。そろそろ出かけるか・・・というところでリアタイヤの空気が不十分だったことを思い出し、フロアポンプで入れてもらうと、通常8barのところがなんと5bar程度しか入っていなかった。9割方は入ったと思っていたのに・・・。

走り出して驚いた。さっきまで20km/hくらいの速度だったのが22km/h出ている! 1割も速くなった。そうか、それで今まで思うようにペースが上がらなかったんだな・・・(※)。くるみ温泉の近くでパンクしてから約400kmもこんな状態で走り続けて、大変な損をしてしまった。

※実はこの後まもなく風向きが追い風に変わったので、もしかしたら速度が上がったのは風の影響かもしれない。停まっていたのは10分程度なのだが・・・絶対に空気圧のせい、と言い切れないのが残念。

もうひとつ驚いたのは、さっきまでどうにも置き場に困っていた尻が、サドルの上でおとなしくしているじゃないか。尻の痛みが大幅に軽減された。タイヤの空気圧が尻痛にまで影響していたとは・・・振動のせいだったんだなあ。今回いつになく手のひらが痛くなっているのもそのせいだろう。

タイヤの転がりも明らかに軽快になった。路面の細かな凹凸の頂点を跳ねるような感じで、これでこそニュートロンの性能発揮だ。タイヤの空気圧が非常に重要だということを再認識、そしてスタッフの方のサポートにあらためて感謝。残念なのは、新サドルと新ホイールの効果がタイヤの空気圧のせいで正しく確認できなかったことだ。

いつしか風向きも追い風に変わり、調子よくPC9・ファミリーマート羽鳥北店に到着(12:15、549.8km)。

■ PC9~ゴール



おにぎり1個、カップはるさめ、牛乳で補給。残りは50km足らず、PCの写真を撮る気持ちの余裕も出てきた。



今回は半透明の通常のボトルと、ポーラの保冷ボトルの両方を使用した。ポーラの保冷ボトルはあまり効果がないという意見もあるようだが、同じ条件下で使ってみて両者の違いは大きかった。

最後の区間に出発。ここまでくれば完走はほぼ確実だ(でも気をゆるめずに)。

私の場合、ブルベで長距離走ると膝の裏側が汗とほこりでべとついてくるのだが、今回はそれが高じてみみず腫れのようになってしまった。脚を曲げたときに擦れてひりひりする。ここまで何度か濡れタオルで拭いていたのだが、不十分だったようだ。もう一度拭くために停車し、ついでに最後のごほうび(?)として自販機でコーラを飲む。

あと20km。ラストスパートのつもりで気合を入れるが、さすがにもう力が続かない。それでも15時までにはゴールしようと踏ん張る。15時少し前にようやくゴ~ル!(597.2km)

■ 帰宅

ゴール地点の神洞ほたるの里公園にはスタッフ、参加者あわせて6人くらいの人がいた。クーラーボックスで冷やした(と言いたいがあまり冷えていなかった・笑)ウーロン茶と、マンゴー杏仁?のデザートをいただく。AJ愛知は最後の最後まで有難い。



しばらく話をしてから失礼し、長良川鉄道の梅山駅へ。隣接する高校の弓道部の声を聞きながら自転車をしまい、誰もいないホームで(フルチンになって)普段着に着替え、16:36発で輪行。

電車は満席で座ることができず、何度か立ちくらみしそうになってしまった。一応補給で食べてはいたが、あまり消化できていないのだろう。隙間を空けて座っている人たちがうらめしい。おまけに電車の揺れが大きくて吐き気までしてきた。このままだとちょっとやばいな~というところで、何とか美濃太田駅に到着。17:25発のワイドビューひだ14号にぎりぎりで飛び乗る。名古屋で新幹線に乗り継いで、東京駅へ。21時頃に帰宅した。

装備等の全般的な感想は(4)で・・・

BRM729美濃600kmレポ(2)

2006 08/01
(火)

(1)からつづく・・・

■ PC3~PC4



PC3のくるみ温泉に続々と参加者が到着した。あまり長居をするわけにもいかないので1人で出発する。おにぎり&チョウザメうまかったなあ~、AJ愛知はいいな~、と気分よく坂を下っていると、後輪ががたがたと・・・パンクだ。ブルベでパンクは初めて。ついに来た。パンク修理は長いことやっていないし今のタイヤ&ホイールでは初めてなので、うまくできるか心配だ。

まずはタイヤの外側を確認。小石が刺さったような小さな穴がいくつかあるが、このなかには以前からのものもあるはずだ。レバーを使ってタイヤを外すと中には結構たくさんの水が溜まっていた。タイヤの内側を確認するが異物は見つからず、チューブを見てもどこに穴が開いているのかわからない。大丈夫だろうか・・・? 不安を残したまま新しいチューブに交換。タイヤが固くてはまりにくいのではないかと心配したが、レバーを使わずに意外にすんなりとはまってくれた。

携帯ポンプではなかなか空気が入らない。まだ十分とはいえないが、ある程度空気が入ったところで出発する。思ったよりも手早く修理できたが、この間に数人に追い越されてしまった。せっかく1人で先に出発したのになあ。

後輪を気にしながら走り続けるが、タイヤの接地部分がかなり潰れている。やはり異物が刺さったままで、またパンクしてしまったのだろうか・・・? 自転車を停め、とりあえずもう一度空気を入れて走り出す。まだ若干のタイヤの潰れはあるがだんだんそれが増えていくということはなく、どうやら空気の入れ方が足りなかっただけのようだ。

来たときと同じ道を美濃へ向かって走る。数百m先に先行車が1台見えるが少しずつ離されていき、やがて視界から消えてしまった。PC3までは私のほうが速かったはずの人なのに・・・きっとペースを抑え目にしていたのだろう。こっちはどうも思うようにペースが上がらない(どうやらそれには理由があったようだが、別記する)。

ずっと1人旅が続き、PC4・タイムリー萩原上呂店に到着した(15:14、178.0km)。

■ PC4~PC5

エネルギーゼリーとフルーツジュースで補給し、すぐに出発。R41からR257へ入る交差点の信号待ちで、後続の2人組と一緒になった。1人の方が「ここまでずっとインナーを使わずに走ってきた」と話しているのが聞こえる。え~っ、すご~い。あの放生峠をアウターだけで上ってきたのか。その人たちとは新日和田トンネルへと続く上りで一時離れたが、岩屋ダムのあたりで再び合流。そこからはつかず離れずで走っていく。

ひぐらしの大合唱を聞きながら山あいの道を進む。放生峠の上りでまた2人組と少し離れたが(まさかまだアウターだけってことはないよね・・・?)、峠で写真を撮っていると追いついてきた。



今度はお二人のうちの1人に先行してもらう(もう1人は峠で停まったようだ)。ここまでなかなかペースが上がらなかったこともあり、ちょいと図々しいがぴったり後ろにつかせてもらう。やっぱり同じくらいのペースの人に引いてもらうとすごく楽だ。やや下り基調ということもあり快走する。

あんまり楽をさせてもらって申し訳ないので、PC5まであと6kmほどのところで「私が引きますね~」と先頭交代。引いてもらっていたときの心拍数+10を目安に、ちょっとがんばり気味に走る。一度、二度振り返ったときには後ろについてくれていたのだが、しばらくしてもう一度振り返るといなくなってしまっていた。ちょっとペースが速すぎたのか・・・? 楽をしてもらうつもりがかえって迷惑をかけてしまった。やっぱり引くのは難しい。PC5・サークルK武儀富之保店に到着(17:43、238.2km)。

■ PC5~PC6

おにぎりとエネルギーゼリー、野菜ジュースで補給。次のPCまでは100kmあり、今回のブルベの最長区間だ。ここまで一緒に来た方はほかの人とおしゃべりをしていたので(どうも2003年のPBPの話をしていたようだ)、1人で出発する。再び見坂峠を越え、美濃市へ。今朝のスタート地点近くを通り、長良川沿いの市道に出た。



岐阜市街に近づくにつれ、前方に花火が見えてきた。あらかじめ聞いていた長良川の花火大会だ。間髪を入れずに次々と上がっている。どこだったかちょっとはっきりしないが、おそらくK94とK77が交わる鵜飼大橋のたもとで自転車を停め、写真を撮る。わざわざ夜景用のモードにしたり何度も撮り直すのは面倒なので・・・うまく撮れないまま出発(写真中央やや右上の円形が花火)。



視界を遮る高い建物がないので、そこから10kmくらい離れた橋の上にもまだ花火見物の人がいる。また、別の場所(南進している右手側、つまり西のほう)でも花火が上がっているようだ。長良川花火を2ヶ所でやっているのか、それとも別の花火大会だろうか?

K1からK18へ折れる竹鼻町飯柄交差点の手前で、午前中にPC2前後で一緒になった2人組に追いついた。キューシートの曲がるポイントを迷っているようだったので一旦は先行するが、すぐに追い越されて後ろを一緒に走っていく。

濃尾大橋で木曽川の左岸に渡る。ここから先は市道に入り、迷いやすいルートだ。川沿いの道は暗く、自分のヘッドライトだけでは心もとない。ややペースの速い2人組になんとかついていく。しかし困ったことにボトルが2本とも空になってしまった。尾西グリーンプラザを過ぎた自販機がたくさん並んでいるところで2人組と別れ、水を補給する。ちょうど行程の半分の300kmを過ぎたところだった。

再び1人旅。「喫茶リッキーを過ぎてすぐを右折」というポイントで、キューシートの間違いではと勝手に判断して左へ下ってしまうが、すぐに思い直して正しいルートへ。明るい昼間なら先の様子が見通せるのだが、夜になると直前しか見えないので迷いやすい。

間もなく木曽川の堤防上を走る道に出た。ここから先、約17kmはずっとこのルート1本だ。しかし、わずか数km行った橋(後で確認すると東海大橋)との交差点で行き止まりになり、左折してK8に出てしまった。川沿いに戻ろうと住宅の中の細い道を進むと、田舎の香水の匂いがただよってくる道には明かりもなく、路面も草が生えたりして荒れてきた。下手をするとドブ川に突っ込んでしまいそうな雰囲気なので先へ進むのは断念。地図を検討し、「急がば回れ」で数kmの遠回りになるが迷いようのない、R155を通ってR1へ出ることにした。

なんとかR1に出た。次のPCまであと十数kmだが、空腹を感じてきたので休憩がてらカーボショッツで補給。

尾張大橋、伊勢大橋は幅1mほどの歩行者・自転車道を渡る。道路なのに大勢の人が釣竿を斜めに立てかけていて、中には座り込んでいる人もいたりして大変迷惑だった。携帯に夢中で前をまったく見ずに歩いてくる人も。R1は渋滞している。このへんでもお祭りをやっているのか浴衣姿の歩行者が多かった。ようやくPC6・ampm川越町富洲原店に到着(23:05、339.9km)。

■ PC6~PC7

カップヌードル、アーモンドケーキ、ネクター、リポビタンDで補給。後からやってきた人と少し話をする。次のPC7(折り返し地点)までは約80km。まだ4時間近くかかる計算だが、なんとか今夜のうちにそこまで辿り着いて仮眠にしたい。そうすれば明日の残りはあと180km程度だ。残り200km以上とそれ以下とでは精神的にかなりの違いがある。

さらに後続の人たちがやってきたところで1人で出発。しばらくR1を走った後、市道、県道と細かく走り次いでR23に出る。その少し手前にあるコンビニで、眠気が増してきたので「眠眠打破」を飲む。眠眠打破のすごいところは飲んだ瞬間に眠気がなくなり、それが数時間は続くところだ。

そこから先はキューシートのポイント間距離が28.4km、21.5kmと、今回のブルベとしては長い区間が続く。これが数kmの区間だと気がまぎれるしいつの間にか距離を稼げるのだが、疲れているときは20km以上ともなれば走っても走っても辿り着かないという感じ。相変わらず思うようにペースが上がらないが、幸い強めの追い風が吹いている。基本的にずっと平坦なのだが、川と交差する橋のところが上りになっていて、疲れた脚にはこの程度の坂でも結構きつい。

ようやくR42に出た。PC7まであとわずか。最後に若干道に迷ったが、なんとか折り返し地点のPC7・サークルK夫婦岩店に到着した(3:18、424.5km)。

■ 仮眠

すぐに仮眠をするつもりだったので、グレープフルーツジュースだけ購入。店から出てくると車の中からスタッフの方が出てきて、ここが有人PCだったことを思い出した。すぐ先にあるシークレットポイントのクイズの問題を確認し、二見輿玉神社へ。



二見輿玉神社は闇の中・・・。せっかくだからお参りしていこうかと思ったが、砂利道で歩きにくかったので鳥居まででやめておいた。残念ながら夫婦岩もどこにあるのかわからなかった。クイズの答えはすぐにわかるのかと思っていたが、意外に目立たなくてちょっと探してしまった。

少し離れたところにある公民館の裏口を、今夜の仮眠場所に決めた。地べたに座り込んで靴下を脱ぐと・・・うわっ、くっさ~(笑)。雨に濡れたままず~っと走ってきたからなあ。それでもシューズがメッシュなので、ほとんど蒸れずにすんでいる。普段人がいないところのためか蚊はほとんどいないようだが、地面をダンゴ虫が歩き回っている。まあよかろうと、レインウェアを枕に横になった。

(3)につづく・・・

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