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U165の世界(2)

2006 09/08
(金)

昨日に引き続き、「funride」9月号の「U165の世界」という記事について。

よくわからなかったことを書くつもりだったのだが、何度か読み返してみてなんとなくわかってきたような気がする。何がわからなかったのかというと、「小柄な人は深く前傾しないほうがいいのか?」ということ。

記事では小柄な人はハンドルを高くして、前傾を浅くすることを勧めている。その一方で「ペダリングは大腿骨と体幹の角度が小さいと効率がよいため大柄な人に有利」など、前傾が深いほうが有利であるようなことも書いてある。一体どっちがいいんだろう? 小柄な人は大柄な人と違うのだろうか?

(1) まず、記事中の「小柄な人はペダルが上死点に到達したとき、前傾が深いと脚がお腹に当たるため、大腿骨と体幹の角度を大きくとって上体を起こす必要がある」という箇所。

小柄な人はサドル高に対してクランク長が長いので、ペダリングの上死点で腰に対する膝の位置が大柄な人より高くなってしまう(脚がお腹に近くなってしまう)。いくら「大腿骨と体幹の角度が小さいと効率がよい」といっても、脚がお腹につかえてしまってはスムーズなペダリングができないので、上体を起こさざるを得ない。

つまり「大腿骨と体幹の角度を“大きく”する」というよりは、「小柄な人が大柄な人と大腿骨と体幹の角度を“同じ”にするには、前傾を浅くする必要がある」ことがいえるのではないかと思う。

(2) 次に、「小柄な人のペダリングは、踏み脚ではなく、引き脚によって活路を見いだすべきだろう」という箇所。

引き脚を重視する理由は昨日も書いたように、小柄な人はペダリングの上死点で膝関節の角度が狭くなるためパワー伝達に不利であり、そのぶんを引き脚で補うようにすべきだということ。体幹を立てたほうが膝を高く上げやすくなり引き脚がしやすくなるので、そのために前傾を浅くしたほうがいいということではないだろうか。

以上のことを整理すると、
(1) 大腿骨と体幹の角度の関係から、小柄な人は大柄な人と体幹の角度を同じにはできない。
さらに、
(2) 膝関節の角度の関係から引き脚を有効に使うべきで、そのためには体幹を立てたほうがやりやすい。
だからハンドルを高くして前傾を浅くしたほうがいい――ということを言っているのではないかと思う。

ただし注意しないといけないのは、「体幹を立てる」のであって「上体を起こせ」と言っているわけではないこと。体幹と上体を混同しないようにする必要があると思う。

いずれにしても、サドルとハンドルの落差や前傾姿勢など「形」だけを見て大柄な人の真似をするのではなく、小柄な人には小柄な人なりの最適なポジションとフォームがあり、そこでは体幹と脚の角度を考慮しなければならないということだろう。

小柄な人はサドルが低く、相対的にハンドルが高くなって深い前傾は取りにくいはずだ。にも関わらず、体型に対してハンドルが遠すぎるために前傾が深くなっている人が多いと思う。そういう場合はあえて(さらに)ハンドルを上げることも検討したほうがいいのかもしれない。そこで一番の障害となるのは「心理的抵抗」かもしれないね・・・。


第21回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍にて (C)ALLSPORTS.JP

コメント

僕もまさに“U165”です。
それに、胴長短足+デブと三拍子揃っちゃってます(ToT)
書かれている通り、確かに上死点でのお腹の窮屈さがありますねぇ(^^;)

by: Yz * 2006/09/08 23:54 * URL編集

Yzさん、こんにちは。
あはは、三拍子ですか(^.^)。
胴長短足はどうにもなりませんが、お腹は努力次第でなんとかなりますよね~。
こういう「U165」(?)を対象にした記事や情報がもっと増えるといいですね。
それを鵜呑みにするかは別として、いろいろ考えるきっかけになりますし。

by: のむ * 2006/09/09 09:28 * URL編集

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