陽風を感じて

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BRM609宇都宮600km完走(1)

2007 06/12
(火)

BRM609宇都宮600kmブルベを完走した。坂の多いコースもさることながら、睡魔との戦いが非常に辛かった。行程の半分くらいは雨にたたられ、時には豪雨といえるような激しい雨も降った。今年参加した中では最も厳しいブルベだったと思う。しかしそれだけに達成感も大きい。

幸い、事前に一番心配していた交換したばかりのショートクランクがいい具合で、これまでにないパフォーマンスを発揮できた。クランク長が適正に(近く)なったことのメリットはかなり大きかったと思う。全般に追い風基調だったことにも助けられた。雨も降りっぱなしではなくいい天気の時間帯もあり、さわやかな自然を楽しめた。

また、AJ宇都宮のブルベでいつも有難いと思うのは、たいていのPCにスタッフの方がいらっしゃること。そのご苦労には頭が下がる。私は単独で走ることが多いので、PCでスタッフの方が迎えてくれるとほっとする。

■ スタートまで

当日は定時で退社。松屋で夕食を食べて帰宅し、1時間半ほど仮眠した。上野駅から22:14発の新幹線・なすの277号で輪行し、23:04宇都宮駅着。新幹線だとあっという間だ。車中でおにぎりを2個食べた。

天気予報では夕方から大気が不安定でときには激しい雷雨もあると言っていたので、宇都宮駅の時点ですでに雨が降っているんじゃないかと恐れていたが、幸いにも降っていない。スタート会場の森林公園まで約13kmを自走。森林公園のある山に入るとうっすら霧がかかり、ときどき雨粒が当たる。

森林公園にはすでに大半の参加者が集まっていた。エントリー数は約30名だが、DNSも5名ほどいるようである。ブログを見てくださっているというMさんに声をかけていただいた(ありがとうございます)。takaさんも見つけてご挨拶。

今回のブルベの「ムラガール」というキャッチフレーズ(?)にあわせて、スタッフの方々は首からレイを下げている。AJ宇都宮はこういう遊び心が面白い。詳細なブリーフィングの後、1:00ちょうどにチアホーンの音を合図にスタート。わりと先頭のほうで走り出した。

■ スタート~PC1

鶴C.C.横の下りコーナーで浮石があり、ちょっとヒヤッとする。前に3人の集団がいたが、すぐに離されて1人になった。その後しばらく一人旅。後ろに私より速い人がたくさんいるはずなのにちっとも追いついてこないのは変だなあ、さっきの浮石で集団落車でもあったんじゃないかと考える。

ショートクランク(というより適正長クランクだが)はすでにほとんど違和感がなくなった。慣れてきて感じたのは、ペダルとシューズの裏が常に吸い付くような感覚があること。たとえの表現ではなくて本当に吸い付いているかのようだ。いろんな説を参考にすると、これがペダリングの全周にわたって均一にトルクをかけられている状態ではないかと思う。今まではだいぶムラがあったのだろう(ん? ムラガール?)。とにかく以前とは明らかに違う。

信号待ちでようやくほかの人が追いついてきた。抜かされてみるとリュウさんだ。その後ずっとリュウさんの後ろについていく。私の後ろにも数人が追走しているようだ。路面が濡れており、跳ね上げを避けてちょっと横を走る。市街を抜けてしばらく上り、2:55頃にPC1・セブンイレブン那須関谷店に到着した(スタートからの走行距離:49.0km ※キューシートより)。走っているときは気づかなかったが、意外に大勢の集団(7~8人?)になっていたのでびっくりした。

■ PC1~PC2

おにぎりと野菜ジュースで補給。しばらくすると急に大粒の雨が降り出した。あわててレインウェアとシューズカバーを着ける。PC1にはだいぶ長居をした。さっきの集団と一緒に行かせてもらおうと思って待っていたが、なかなか出発しないので1人で走り出す。

しばらくは上り。フレームの交換時にワイヤーを張り替えたばかりのせいか、1枚うまく入らないギアがある。リアの大きいほうから4枚目のギアで、入れてもガッチャガッチャと勝手に前後のギアに変わってしまう。調整の仕方もよくわからないので結局ゴールするまで使えないままだったが、結構多用するギアなので参った。

那須高原へ。昼間ならいい景色なのかもしれないが、暗くてまわりの様子はよくわからない。それでも次第に夜が明けてくると、もやのかかった中に低木が見えて高原の雰囲気を感じさせる。那須にはまたいつかサイクリングに来てみたい。

PC1~PC2の区間はあまりよく覚えていない。やがて雨があがった。5:10頃にPC2・セブンイレブン大信増見店に到着(99.5km)。

■ PC2~PC3

もう昼の12時くらいのような気がしたが、まだ5時。いつもより約6時間早いスタートだったので、時間の感覚もそのぶんずれているようだ。PC2にはスタッフの方がいらっしゃった。カップヌードル、ピーナッツクリーム入りのパン、缶コーヒーで補給。ここでレインウェアとシューズカバーを脱ぐ。

1人で出発。なぜかPC2~PC3の記憶がほとんど欠落しており、いくつかの光景を断片的に覚えているのみだ。たしか10~20kmほど進んだところで1人の方と一緒になり、PC3までずっと一緒に走った。追いついたのか追いつかれたのかも覚えていないが、たいがいいつもそのまま離れてしまうのでペースが合ったのだと思う。途中の上りで1人の方を追い抜いた。7:40頃、PC3・ホットスパー小野バイパス店に到着(148.4km)。

■ PC3~PQ

PC3にはスタッフのBさんがいらっしゃった。おにぎりと魚肉ソーセージ、野菜ジュースで補給。さっき追い抜いた方もまもなく到着され、ほとんど休まず出発していった。Bさんにいろいろ話をうかがい、ここまで一緒だった方と「それじゃあ行きますか」という感じで出発した。

リカちゃんキャッスル(テーマパークみたいなところかと思ったら意外に小さな建物だった)を横目に交差点を曲がり、K41へ。ここからPQ(通過チェック)のいわきまでの約30kmはずっと下り区間だ。ローカルな雰囲気のJR磐越東線と夏井川渓谷に沿った、とても気持ちのいい道。天気もそこそこよく、やや向かい風ではあるが快調に飛ばす。線路と道路が交差して何度も踏切があるが、これもいいリズムになってよい。

しばらく一緒の方に引いてもらうが、あまりいつまでも引いてもらっても悪いので、そろそろ疲れてペースが落ちてきたかな・・・? という頃を見計らって前に出た。その後はちょっとスピードが速すぎたかもしれない。いつも一緒に走っている人ならお互いのペースがわかっているし速いとか遅いとか言い合えるが、そうでないと難しいものだ。信号もなくほとんどノンストップでPQ・ローソンいわき小川店に到着した(181.3km)。

■ PQ~PC4

PQにはスタッフの方が待機していた。PC3から約30kmしか走っていないが、これからの上りに備えて一応休憩を取る。小さなクリームパン3個のセット(1個はジャージのポケットへ)とジュースで補給。薄曇りではあるが紫外線が強くなってきたので日焼け止めを塗る。

再び2人で出発。数百m引き返してR399に入ると早速上りが始まる。ここからは約13km、標高差約700mのヒルクライムだ。R399はAJ宇都宮からのメールに「酷道」と書かれていて笑ってしまったが、勾配15%の激坂もある難所だそうだ。15%って一体どんな坂なのかちょっと楽しみでもある。

後ろを振り向くと、一緒に走っていた方の姿が見えない。少し離れてしまったようだ。上りはそれぞれのペースで行きたいところなので待たずに進む。ひたすら上りが続く。ブルベは荷物が重いのが辛い。空身だったらもう少し楽に上れるのだが。

10%、11%、8%の標識が次々に現れる。道はだんだん細くなり、ぐねぐねとうねりだした。とても最初からこういう道を作ったとは思えない、地殻変動でもあったんじゃないかと思わせる。そしてついに15%の標識が。せっかくなので記念撮影。立てかけた自転車がずり落ちるほどの急坂だ。




写真を撮った後もなんとか走り出せたが、クリートをはめるのに1回失敗したらアウトだろう。この標識があったところより少し先の坂が、最も勾配がきつかったと思う。悪態をつぶやきながら上る。

ようやくピークを越えて一旦大きく下り、もうひとつピークを越えたところでPC4・松浦釣り堀に到着した(204.9km)。通り過ぎてしまいやすいと言われていたところだが、事前に試走された方が詳しく場所を解説していてくださったおかげですんなり見つけることができた。

■ PC4~PC5

松浦釣り堀は思ったよりボロッちい建物だった(失礼)。なんとなく美濃ブルベの「くるみ温泉」を連想させるたたずまい。スタッフのSさんが待機しており、中にはおばあちゃんが1人。先着した方はついさっき出て行ったそうだ。



よく冷えた炭酸のグレープジュースを買い、PQの残りのクリームパンで一息つく。見た目はボロいがなかなか落ち着く場所で、つい長居したくなってしまう。眠ければ仮眠していくところだが、まだ眠気は全然ない。

しばらくSさんと話をして、さあ行くかというところにPQまでご一緒した方が到着した。この先も標高差150mくらいのアップダウンが何度も繰り返すので、ペースが違うと思い先に出発する(というか、やはり1人が慣れていていいという気持ちもあった)。

PC4~PC5は100km近くある今回のブルベの最長区間。少し進んだところのヤマザキで、たしかこの先無補給区間が続くと言っていた記憶があるのでチョコクリームを挟んだコッペパンを買い、ジャージのポケットへ。このパンは後の長い上りで走りながら食べた。

PC4から45kmほど進みR114と合流したところで、2人の参加者の方が自販機で休憩していた。むむ、ということはこれで私が先頭になってしまったのではないだろうか? 今回はずば抜けて速い方が参加していないからだが、トップなんて滅多に走れるもんじゃないと思いつつ、余計なプレッシャーになってやだなあという感も。

さらに進むと、工事通行止めの横でスタッフの方がうとうとしていた。こんなところにシークレットポイントがあるとは意外だったが、工事でコースが変更になることを知らせるためのようだ。すぐにスタッフのSさん(PC4のSさんとは別)も車でやってきて、迂回路を示す地図をもらった。バナナがあったので遠慮なくいただく。ここまででかなり疲れた。

まもなくさっき休憩されていた2人も到着した。このお2人はかなり眠いようで、数分仮眠をしていくというので先に出発。迂回路は少し上りがあるという話だったが、少しどころか結構な上りだった。でも本来のルートを行ってもやはり上りはあったようだ。

マッサージチェアまで用意された広い休憩スペースのあるローソン(相馬いいたて店、かな?)に寄る。大きい缶コーヒーを飲み、ついでに洗面台で顔も洗った。よく覚えていないが眠くなってきたんだろうと思う。

ローソンを出ると下り区間になる。雨が降っていたのか路面が濡れていてあまりスピードが出せない。しばらく下ってR349に合流。PQから約100km、ようやく長かった「酷道399号」が終わった。

R349も今しがた雨が降ったばかりのように路面が濡れている。少しすると雨が当たりだし、一瞬にして激しくなった。あわてて車庫の前の狭い軒下に入り、レインウェアとシューズカバーを着ける。しかし通り雨だったようで、走り出すとじきにやんでしまった。広域農道に入り、阿武隈川(伊達橋)を渡ってちょっと迷ったがPC5・東日本健康ランド「カッパ王國」に到着した(300.8km)。ようやく中間地点だ。

(2)につづく・・・

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