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もてぎ100kmサイクルマラソン

2008 01/05
(土)

1/4(金)に行われた「ツインリンクもてぎ100kmサイクルマラソン」に参加した。

タイムを競うレースに参加するのは、一昨年の乗鞍ヒルクライムに次いでこれが2度目。ヒルクライムはどちらかというと自分との戦いなので、実質的な「レース」はこれが初めてだ。一度レースの世界も覗いてみたいと思っていたのだが、いきなり本格的なレースに出られるわけもなく、もてぎ100kmなら自分はマイペースで走りつつトップクラスの人たちの走りも垣間見られると思って参加した。すでにリザルトもわかっているのだが、なんせ初めてなものでどう受け止めていいのやら?? よくわからない。

■ 前日

10:35上野駅発のJR東北本線~小山駅で水戸線に乗り換えて下館へ。ここで40分ほど待って真岡(もおか)鐵道というローカル線に乗り換える。



下館駅では、やはりもてぎへ向かうらしい高校生の自転車部員10人くらいと一緒になった。自転車部じゃお金がかかって大変だろうなあ。オレが親なら「同じ走るなら陸上部にしてくれ」と思ってしまうな(笑)。

上野から3時間半かかって14:07に茂木駅着。東京に比べるとやはり寒い。自転車を組み立て、前日受付のためにツインリンクもてぎへ向かう。5~6km走って北ゲートを通り、中央エントランスに到着。



さすがにこの時期でイベントもないので閑散としている。前日受付に来ている人もほとんどいないようだ。コース内側にある受付会場のパドックへはコースの地下をくぐっていかないといけないのだが、上りのエスカレーターはあるけど下りのエスカレーターやエレベーターがないみたい。ビンディングシューズでえっちらおっちら階段を歩いていく(後で気づいたけど、パドックまで自転車や車で入ってこれる道があったのね・・・)。アール・アンド・アイのイベント恒例(?)の大塚製薬アミノバリュー&カロリーメイトをもらい、ゼッケンや計測チップ、プログラムを受け取る。



エントランスわきのレストラン「ブリックヤード」で遅い昼食。「ボリューム満点のハンバーガー」が売りで、たしかにデカかった。注文したのはフィッシュバーガーとドリンクのセット(1,000円)。



ホテルのチェックインの時間までショップやミュージアム(Honda Collection Hall)を見て過ごす。ホンダの名車がずらりと並んだミュージアムはもっとじっくり見たかったけど16:30閉館。ASIMOにも会いたかったなあ。ミュージアムではアフリカツインの巨大さに「自分には絶対乗れないバイク(オートバイ)」があることを再認識してため息。あんなにシート高の高いバイクに乗れるのは一体どれだけ足の長い奴なんだ。まあ自分の場合、たいていのバイクは足が着かないんだけどさ。

17時頃にホテルにチェックイン。今回選んだホテルはツインリンクもてぎの南ゲートから至近距離にあって立地はかなり便利。レストランと宿泊施設がセットになっているのだが、案内された建物は普通の賃貸アパートみたい、というかアパートそのもの!? 元々アパートとして建てたけど、誰も入居者がいないので(なんせ山ん中で周りにはなにもない)ホテルに鞍替えしたんじゃないか、と思ってしまった。




外観といい新聞受けの付いたドアといい、どう見てもアパートだ。部屋の中は冷え切っていて、エアコンをつけてもなかなか暖まってこない。



夕食はホテルのレストランでスープ、サラダ、パスタ。やはりもてぎに参加する大勢のグループもいて賑やかだ。夕食後、明日の朝食を買いに2~3km離れたセブンイレブンまで真っ暗な道を行く。部屋に戻って入浴、脚のマッサージ。昨日、大腿四頭筋が辛くて全然走れなかったのはたぶん腹筋をやったときに脚の筋肉を変なふうに使ってしまったせいだろう・・・と思うのだけど、明日は大丈夫だろうか。昨日みたいな状態になったらもうレースどころじゃないな。少々不安を抱えつつ、22時半に就寝。

■ 当日(スタートまで)

5:10起床。部屋の中はかなり寒いが布団は暖かかった。菓子パン2個(計700~800kcal程度)と牛乳、野菜ジュースで朝食。すんなり軽量化を済ませ(平地のレースで軽量化してもしょうがないかも?だけど)、6:30にホテルを出発。うっすら明るくなってきた中を会場まで走る。参加者の車が次々と追い越していった。

受付に行ってみると全然混雑していなかった。前日に受付を済ませる必要はなかったな(スタッフの方の負荷分散、という意味はあるだろうけど)。グループが使っていなさそうな適当なピットに荷物を置く。6:50に試走時間開始。



私も2周走ってみた(1周は4.8km。レースではこれを21周する)。スタートしてしばらくはごくわずかな下りか平坦。右コーナー、左コーナーがあって、再度右コーナー~トンネルをくぐるあたりからゆるやかな上りになる。そのままだらだらと上り続け、ほぼ上り切ったところに右ヘアピンカーブがある。もう少し上った後、ストレートを一気に下って右コーナー、トンネルをくぐって左コーナー、最後に短い上りがあってスタート地点のストレートに戻ってくる(このページのグレーのコース)。

上り坂はそれほどの勾配ではなく、試走時はフロントをインナーに落としたけど本番ではアウターだけで上った。路面は見た感じ少し粗めの舗装なのだが、さすがにレーシングコースだけあって走りやすかった。たぶん摩擦などが最適な設定になっているのだろう。




上の2枚の写真はピットレーン。レースで走るコースは下の写真。



スタートの8:30までまだ1時間もある。試走するのが早すぎたな。本番までに体が冷えてしまわないか心配だが、まあ1周目はローリングスタートなのでそれがウォーミングアップになるだろう。天気は晴れ、風もわずか。日陰にいると寒いが日なたに出るとそれなりに暖かい。今日の服装は長袖インナーの2枚重ね+防風タイプの冬用ジャージ。タイツを履いて、真冬用の厚手のグローブにシューズカバー、耳当て付きのヘルメットの下にかぶるやつ。周りを見回すとかなり厚着のほうで「ここまではいらないかな?」と迷ったが、まあ寒い思いをするよりはいいだろう。レース中も暑すぎることはなく、邪魔にもならなかった。

レース前の最後の食事に200kcal程度のパウンドケーキを食べる。これだけ食べておけばガス欠の心配はないだろうが、一応ポケットにウイダーinゼリーを入れておく。



8:10頃からスタート地点に自転車が並び始める=場所取りが始まる。私も並びに行ったが、本来コースに並ぶべきなのにみんな間違えてピットレーンに並んでしまったことが判明。一斉に移動、そして私は先頭から3.5列目くらいになってしまった。私がこんな前のほうにいていいのだろうか!? まあ遅けりゃ抜かれるだろうし、遠慮することはないや(なお、今回の総参加者数は667名とのこと)。

8:20からレースの説明、そして招待選手の紹介。時間の経つのが早い。10秒前から「ピッ、ピッ、ピッ・・・」とカウントダウンが始まる。おお、本物のカーレースみたい。そしていよいよスタート!

■ レース

1周目はオートバイの先導でローリングスタート。1人で走っているとわからないが、密集して走ると意外に自分がふらついているのがわかる。2周目に入るとぐっとスピードが上がる。面白いことに、両側からフィルターがかかるような感じで急に視野が狭くなった(たぶん頭のほうに血がいかなくなったせいだと思う)。高速区間でちらっと心拍計を見ると170を超えてる! でも体感的にはそんなにきつくない。ときどき集団が詰まって周りから「おぅ~」と声が上がる。

なぜか下りから上りへ切り替わる地点、自分的には「ここは惰性で走るところだな」という所でみんなぐっとペースアップする。そういうものなのだろうか。これに置いていかれまいと付いていくのがちときつい。3周、4周目くらいまでは周回を数えていたが、それ以降は数えるのを忘れてしまった。今のところ先頭集団と言えるのだろうか、トップから100番手くらいをキープしたまま数周する。

だんだん集団が縦に長くなり、先頭が遠く感じられてきた。このまま今の位置にいたら中切れ確実だ、と思って追い抜きにかかるのだが、なぜかすぐに元の位置に戻ってしまう!? 不思議な引力が働いているようだ。う~ん、これ以上は速く走れない。

上り区間、私の少し前で数台による落車が発生。幸い巻き込まれることなく避けて通る。その前か後かははっきり覚えていないが、先頭集団から離れてしまった・・・(たぶん6~8周目あたり)。しばらく1人になったり人の後について走ったりしていると、「一緒に回していきましょう」と声をかけられて6人程度の集団に入る。走力が揃っていないのでとてもきれいなローテーションとは言えないが、一応1~2kmずつ交代して引きながら走る。私はヘアピン手前の上り区間で引くことが多かった。

やがて後方からオートバイのクラクションの音がして、先頭集団にパスされてしまった。事前に読んでいたブログではこのタイミングで集団の後ろに付いたなんてことも書かれていたのだが、どうもその「集団の後ろ」というのがはっきりせずに付くことができなかった。

何人かの集団で回していたのだが、人の後ろに付くと「遅すぎる」と感じるようになった。心拍数も下がってきて、最低で140台にまで。これではいかんと思って集団を抜け出し、単独走でがんばってみる。ところが1周終わってみると、さっき一緒だった集団の人たちが追い抜いていく!? そんなことを2~3周繰り返す。ありゃりゃ~、やや遅く感じるくらいの集団で走っても、1人でがんばって走ってもタイムは同じってことか。がんばったぶん自己満足にはなるけど、余計に疲れるだけ損だな。ということでまた元の集団に復帰した(ややメンツは変わっているようだが)。

終盤になってくると、さすがに大腿四頭筋に疲れが出てきた。ちょっと気持ちもだれてくる。でも心配していたような脚の痛みはない。これは我を忘れて走っていたせいもあると思う。

ラスト3周くらいのところで一瞬空腹を感じたので、スピードが落ちたタイミングでウイダーinゼリーで補給。その前か後か、再びクラクションの音がして先頭集団にパスされる。く~っ、2周回遅れか。しかし自分の正しい周回数がよくわからない。あと○周のはず、と思うのに対して距離計の値が少し足りない。でももう1周プラスすると多すぎる。一体どっちだ。

いつの間にか集団はばらけていた。これが最終周、と思うところでたしかさっきまで一緒に走っていた人がいたので「これが最終周ですよね?」と聞くと「あと2周」という答え。あれっ、違う人だったか!? ジャージの色は覚えているのだが、これだけ大勢の参加者がいると同じジャージを着ている人もいるのでよくわからない。

もう少し走るとまた別の人がいたので聞いてみると、やはり最終周とのこと。この人はジャージもゼッケンNoも覚えていたので間違いない。でももしかすると1周回速く走っている人かも・・・? 走行距離を聞くと私の距離計より1~2kmほど多い値。う~ん微妙。私の周長設定が実際より短かったのか。まあいい、とにかくこれが最後だ。「おっしゃ!」と気合いを入れて最後の上りに入る。

最後の下りを一気に下って(距離を聞いた人を上りで一旦離したのだが、ここでまた抜かれてしまった)、最後のストレートで一応もがく! でも脚に疲れがたまって思うほどペースが上がらない。そしてゴール! その後、クーリングダウンを兼ねて念のためもう1周走っておく。すでにゴールラインを通過してしまったので無効なのだが、もし周回数が足りなかったとしても気持ちだけは「21周走った」と思っておきたい。

ピットに戻り、しばらくして受付に行くともうリザルトが張り出されていた。私の名前も載っている。よかった、ちゃんと21周してる! 順位も意外に悪くない(もちろん自分にしては、という意味で)。タイムも一応事前に目標としていた3時間を切れている。でもこれを喜んでいいのか残念なのか? もっとがんばれたような気もするし、目標達成でよかったような気もするし、よくわからない。



レストランで昼食(カレー)を食べ、13:00からの表彰式・抽選会にも付き合う。JAMISやGIANTの自転車3台を含む豪華な景品が当たる抽選会で、新春運試し! と思ったのだが残念ながら何も当たらず・・・。こんなことならとっとと帰ればよかった(苦笑)。



15:23茂木駅発の真岡鐵道~JR水戸線~東北本線と乗り継いで、19時過ぎに帰宅した。

■ 感想

今回何よりも感じたのは集団走行の効果。ふだん荒川の河川敷を1人で走っているときよりも平均速度が5km/hは速かった。高い心拍数を長時間キープできたのも集団効果だろう。1人で走っていたら、平地で心拍数170台をキープするのは数分でも辛い。やはり集団でないとできない練習があるな・・・と思う反面、いつも集団でばかり走っていると自分は速い、いい練習ができていると勘違いしてしまう恐れもあると思った。

タイム、順位についてはやっぱりよくわからない。全力を尽くせなかったことは確か。中盤、もう少し速い集団と一緒に走れていればもう少し上にいけたかも・・・とも思うが、疲れて最後にペースが落ちてしまったかもしれない。まあこれが初めての経験だからな。今回を基準にして、次はどうしようと考えればいいと思う。とにかく目標を下回ることはなかったし、怪我もなく新年一発目のレースを走れて幸先のいいスタートが切れたってことにしよう!

■ 公式記録:
  • 走行時間: 2時間48分44秒
  • 平均速度: 35.84km/h

■ 心拍計(Polar)の値:
  • 平均心拍数: 165bpm
  • 最大心拍数: 184bpm
  • 平均ケイデンス: 100rpm

コメント

こんばんは

100kmを2時間48分、平均時速35,8km/hですか・・・。
サーキットコースならではなんでしょうね。

集団から抜け出せないのは後ろから「先に行くな~~~」という
見えない負のオーラが引っ張っているんだと思います(笑)

by: taka * 2008/01/06 01:24 * URL編集

takaさん、こんにちは。
荒川を1人で走っていても絶対出せない数字ですね。
普段の力以上で走れるのは気持ちよく楽しかったです(^_^)。

集団の中のポジションは一度決まってしまうとなかなか抜け出せませんね~。
ずば抜けた力があればともかく、そうでないと最初の位置取りが重要ですね。

by: のむ * 2008/01/06 17:18 * URL編集

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