陽風を感じて

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小海線ツーリングレポ(2)

2005 08/13
(土)




9:50にJR小淵沢駅を出発。小海線に沿って走り始めると早速上り坂が待っていた。どんどんギアを落とし、早くも後がない状況だ。横を追い抜いていく車もローギアで高いエンジン音をうならせている。



困ったことに、上り坂で上半身に力を入れると腰から背中のあたりにかけて痛みを感じる。今までこの箇所が痛くなったことはないのに、なぜ・・・。行きの電車で座席をリクライニングせずに寝たのが良くなかったのだろうか?
ただ、駅前のような暑さを感じなくなったのは助かった。日は差しているのだが、八ヶ岳の山並みは雲にかすんで見ることができない。

しばらく行くと、色鮮やかな野菜が豊富に並んだ露店があった。見ればおばあさんがすぐ隣の畑で野菜を採っては店に並べているようだ。まさに採りたて、産地直送。これ以上の新鮮さはない。もっと走った後なら汁気の多いトマトでも買って水分補給したかったが、まだ走り出したばかりなので見るだけにしておく。



走っていると後輪からシュッシュッと変な音がする。何だろうと思って確認すると、サドルに付けた輪行袋が垂れ下がって後輪と擦れてしまっている。一旦輪行袋を袋から出し、パッキングしなおして解決。
異音といえば、前輪からも回転に合わせてヒ~ヨ、ヒ~ヨというか細い音がする。これは以前に後輪を付け外ししたときにも経験があって、ハブの横にあるゴムが擦れている音のようだ。気にはなるが、走行には支障がないのでそのままにしておく(後で考えると、クイックレバーの締め方がきつすぎると音鳴りするのかもしれない)。

途中のヤマザキショップでウイダーinゼリーを買い、小海線の2つめの駅・甲斐小泉駅に到着。2両編成のディーゼルカーがやってきて、行き違いのために反対方向の列車を待っている。



そこから次の甲斐大泉駅までは意外に距離が長く、いつになっても駅に着かない。道を間違えたかな・・・と不安になったところで頭上から列車のガタンゴトンという音が聞こえてほっとした。道路の左側が急斜面になっていて、その上の結構高いところを線路が走っている。周りからはうるさいほどのセミの声だ。



「甲斐大泉温泉 パノラマの湯」で一休み。無料の足湯につかろうと思っていたのだが、見るとそれほど魅力を感じなかったのでやめておいた。11:20、甲斐大泉駅に到着。



甲斐大泉駅からも線路沿いの道を行こうと進んだが、途中からダートになってしまった。舗装路もありそうだが探すのに時間がかかりそうだったので、ここは無理をせずに引き返して県道28号線(北杜八ヶ岳公園線)へ向かう。

県道28号線へ出ると、すぐに八ヶ岳高原大橋という大きな橋があった。はるか下の谷底を川俣川が流れ、眼前にはこれから挑もうとする上り坂が待ち構えている。かなりの長さの急坂だ。谷底から吹き上げる強い風が恐怖感を増し、気持ちがひるんでしまう。
先へ進むのをためらうように橋の上でしばらく写真を撮り、さっき買ったウイダーinゼリーを一気に飲み干してから、いよいよペダルを漕ぎ始めた。



※持って行った2005年発行の地図には八ヶ岳高原大橋~清里までの県道28号線が載っていたが、後で「すぐできる カシミール3D 図解実例集」に付属の地図を確認すると載っていなかった。わりと最近できた道路のようだ。

坂を上り始めてすぐに「自転車を降りて押そうか・・・」という考えが頭をよぎる。かなりの急坂で、インナーローでも脚がもう目一杯だ。それでもまだ走り出して間もないのだからと、自分を下へ下へと引っ張ろうとする重力に逆らって登坂車線をゆっくりと上っていく。腰が痛い。膝はまだ大丈夫だ。

2kmで100m以上の高度を稼いだだろうか。なんとか自転車を降りずに坂を上りきった。次は清里トンネルだ。



トンネル内の歩道を走り始めたのだが、幅1m足らずの歩道にはガードレールがなく、車道からの高さも20cmくらいあってとても怖い。元々高所恐怖症の気があるのだが、「もし車道側に転落してそこに車が来たら・・・」と想像したらたまらなくなって、すぐに自転車を降りて押して歩いた。歩道の真ん中には何本か自転車のタイヤの跡があったので、平気で走っていく人もいるんだろうなあ。でも自分には無理だ。

清里トンネルを抜け、長めの坂を下ると急ににぎやかな街並みが見えてきた。清里だ。12:30、清里駅に到着。



時間が押しているのですぐに清里駅を出発。少し行ったところに標高1,300mの標柱があった。JR鉄道最高地点まであと標高差75m。75mか・・・くう~っ。
と思ったが、大して苦労することなく標高1,334m地点へ。なんだ簡単だ。ここからは国道141号線をそれ、旧道を行くことにする。



旧道に入るとすぐに小海線の踏切があり、道路からも線路が良く見える。ここで列車をバックに写真を撮ろうと思い、しばらく待つことにする。小海線は1時間に1本程度の本数だが、上りと下りがあるのでそう待たなくてもすむだろう。

20分ほど待つと踏切が鳴り出し、背後から列車がやってきた。急いでカメラを構え、シャッターボタンを押す! う~ん、自転車が真横を向いているのが少々わざとらしかったが、タイムラグのあるデジカメにしてはまあシャッターチャンスを捕らえられたかな。



そこからの旧道は森林の中を行く気持ちのいいルートだった。141号線が並行しているので車がほとんど通らず、坂もきつくない。車やバイクならあっという間に通り過ぎてしまうのだろうが、自転車だと道端に咲く花のひとつひとつまで目に入ってくる。



13:25、旧道の最後がJR鉄道最高地点だった。線路の南側に石碑、北側に木製の碑がある。それぞれの前で記念撮影。この周辺だけが局地的にお土産屋やレストランで賑わっていて、フィリピンパブまであるのにはちょっと呆れた。




つづく・・・

コメント

ども、とても見慣れた景色ですね。甲斐大泉駅からのルートは駅前からの道を下り、温泉の道との三叉路より少し下で左折し、真っ直ぐ、ず~と行って、ぶつかったところを右折し、すぐ左折すれば、渓谷を回る道です。学校の山荘を過ぎ、渓谷入口の駐車場を過ぎ、ぐいぐい登れば新しい道との立体交差にぶつかります。そこをくぐり、林の中を行けば清里駅前まで道なりです。

by: 8gatake * 2005/08/16 04:01 * URL編集

8gatakeさん(八ヶ岳さん?)、こんにちは。
大変詳しく教えていただきありがとうございます。
私は「ぶつかったところを右折し」のところで左に行ってしまったのがいけなかったようです。
昭文社の1:50,000の地図(2005年発行)を持っていったんですが、現地で撮った案内看板と見比べると載っていない道がありますね~。
それで迷ってしまいました。

by: のむ * 2005/08/16 15:00 * URL編集

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