陽風を感じて

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登山:両神山(その1)

2011 10/26
(水)

■ はじめに

両神山に登るからには、岩場・鎖場が連続する八丁尾根を歩きたい。岩場・鎖場の経験がほとんどない自分がいきなり両神山か? と我ながら不安に思い、まずは図書館で何冊も借りてきた登山入門書の岩場・鎖場のページを繰り返し読んで、基本的な知識を頭に入れた。それからネットでレポを読んだり、YouTubeで動画を見たりして、できるだけ情報収集。

今回は、坂本から入山して八丁峠へ至り、八丁尾根~両神山山頂~日向大谷へ下山するコースを選んだ。このコースを選んだ理由は、単に「山と高原地図」の冊子で日向大谷からのコースの次のページに載っていたから。でも、あらためて調べてみると坂本から八丁峠へまでは渡渉あり、崩落地あり、ルート不明瞭箇所ありと、一般的に歩かれるコースの中では難度が高そうだ。歩行時間も八丁トンネル登山口や上落合橋からのコースに比べて長い。

調べれば調べるほど「今の自分にはレベルが高すぎるのでは?」と不安が増してくる。でも、決して「無謀」というレベルでもなさそうだ。とにかく事前準備をしっかりして、油断せず慎重に行動するしかない。

■ 10/23(日) 登山前日

上野村HCの終了後、まずは今夜の宿となる坂本登山口近くの「民宿登人」へ行き、荷物を置かせてもらう(登山用以外の荷物は明日の夕方まで預かってもらう)。

そして車で日向大谷へ移動し、駐車場に車をデポ(?)。

日向大谷口駐車場に車をデポ

駐車場わきのあずま屋には、埼玉県警による「最近、両神山で異常なほど遭難事故が多発している」旨の注意書きが張ってあった。オレみたいなのが遭難者数を増やしているんだろうな。

日向大谷から自転車で民宿登人へ戻る。途中、停まっていたパトカーのおまわりさんに近道を尋ねたら、親切に教えてくれた。「ゴンゴロ峠だ」と言うので「面白い名前の峠だなあ」と思っていたら、たしかにあったよ。権五郎峠(笑)。

権五郎峠

16時頃、民宿登人に到着。

民宿登人

宿の主人はおばあちゃん。曾孫さんがいるというからもう結構な歳だと思うが、まだ元気かくしゃくで「おばちゃん」と呼びたい感じ。入口の土間から居間にあがると、部屋の中にはかわいい曾孫さんの写真や、カレンダーから切り取ったという花の写真がたくさん飾ってあった。

まずは勧められるままこたつに入り、お茶とおせんべい、焼き芋で一息つく。いつもはビジネスホテルで1人で過ごすのが好きなオレだけど、ここは居心地が良くておばちゃんとの会話も楽しい。

事前の情報では5部屋・20名の宿ということで「相部屋かなあ」と思っていたが、今日の泊り客は自分1人だけだそう。昔は40~50人も泊まりに来たこともあって、入りきらず娘の家にまで泊まらせたそうだが、最近は客が減って、このへんに3件あった民宿も今ではここだけになってしまったとのこと。ちなみに、登山家の今井通子さんも泊まったことがあるそうだ。

夕食の前に、薪で焚いたという風呂へ。

風呂

入ってから、シャンプーもタオルも置いてないことに気がついた。今さら取りに行くのも面倒なので(シャンプーは元々持ってこなかったし)、石鹸で頭を洗い、レッグウォーマーで体を拭いた。

そして夕食。「1人しかいないから食堂じゃなくてこたつでお食べ」と言われて待っていると、「これ1人分ですか!?」と思わず確かめてしまったほど大量のおかずが出てきた。いくらなんでも多すぎだって!

大量の夕食

写真じゃそれほど多く見えないけど、フライにとんかつ、てんぷら、うなぎのかば焼き、煮物、具がこぼれそうなほど入ったみそ汁、などなど・・・。普段の夕食の1週間分はある。食べても食べてもおかずが減らない。せっかくたった1人の客のために作ってくれたのだから・・・と頑張って食べたが、さすがに限度ってものがある。本当に申し訳ないけれど、半分くらい残してしまった(ああもったいない)。

夕食後は2階へ上がり、1人には広すぎる10畳くらいの部屋をいっぱいに使って荷物の整理。自転車用と登山用、両方の荷物があるから大変だ。しかし山ではたったひとつの忘れ物が命取りになりかねないので、おろそかにできない作業だ。

一時、激しい雨の音がした。しばらくすると収まったので外の様子を見てみると、路面が濡れている。さっきからずっとサーサーと水の音がしているが、すぐ近くを流れる沢の音なのか雨の音なのかはっきりしない。

部屋にはテレビがなく、ラジオも持ってこなかったので天気予報が確認できなかった。明日は晴れなのか雨なのかまったくわからない。今思えば携帯でも確認できたし、居間にはデータ放送が見られる地デジテレビもあったのだが・・・。

これまで入念に計画・行動してきたのに天気予報の確認を怠ったのは失敗だった。夕食時におばちゃんが「明日は絶対晴れるよ」と何度も言っていたのを信じてしまったのと、「明日は雨」(=登山中止)という予報を聞きたくないという意識があったせいかもしれない。

20時頃に就寝。

その2)へつづく・・・

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